株式会社柴田屋酒店ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社柴田屋酒店は、飲食店さまへワイン、クラフトビール、日本酒をお届けしている企業です。1935年の創業以来、中野での小さな酒屋さんから始まり、専門性に特化した酒類の業務卸へと進化してきました。特にワインとクラフトビールの取り扱いに関しては、事業の柱となっていますね。

柴田屋酒店は、日本の成人人口減少や外食産業の縮小を見越して、積極的な海外進出を決定しました。「業績好調な外食企業は常に海外進出を考えている」という理念のもと、海外市場への調査や物流体制の整備を進めています。タイ、イタリア、韓国、アメリカなどへの進出を果たし、現地法人を設立。日本酒や焼酎の現地販売も行っています。

2015年に開始した直輸入ワイン事業では、海外の生産者から直接ワインを買い付け、中間流通コストをカットしています。この施策により、コストパフォーマンスの高い品質のワインを飲食店さまに提供しており、飲食店さまの利益向上に貢献できています。約15%のコスト削減に繋がっているというのも大きな魅力ですね。

はい、2018年には‘街のビール屋さん’をコンセプトにしたブリューパブ「ビール工房」を手掛ける株式会社麦酒企画がグループに加わりました。これにより、自社でのビール醸造技術を習得し、単なる卸業から製造卸業へと事業を拡張しています。飲食店様オリジナルビールの製造や、クラフトビール業態へのサポートも手掛け、お客様の繁盛をサポートしています。

2020年2月には、我々の醸造家が岩手県にある有名酒蔵で醸造の研修を受ける予定です。この研修を通じて、世界トップクラスの醸造技術を学び、将来的には自社での日本酒醸造にも挑戦する予定です。これにより、国内外でのSAKE文化の更なる普及と株式会社柴田屋酒店のブランド力向上が期待されています。

柴田屋酒店のミッションは、「全社員の幸せ」と「人と人をSAKEで繋ぎ、世界中を笑顔にする」ことです。社員一人ひとりの幸せや夢の実現を重視し、成長を促しています。また、SAKEを通じて人と人の距離を縮め、世界中に笑顔を広げることを目指しています。

ビジョンは、「世界SAKA-YA構想」つまり「世界中に感動を運ぶSAKA-YA」を目指しています。単なる酒屋を超え、海外にも積極的に進出し、新しい価値を提供していくことで、柴田屋酒店のファンを増やし、社員がお客様や仲間に感動をお届けし、ともに成長していくことを目標にしています。

「絆（感謝）と挑戦（成長）」が柴田屋酒店が大切にしている価値観です。お客様・仲間・家族との信頼関係を大切にし、相手の気持ちに気付くこと、約束を守ることを重視しています。また、成長のために新しいことに挑戦し続ける精神も強調しています。

社員旅行で酒蔵見学や生産者を招いた勉強会、飲食店スタッフのセールス力強化のための海外ワイナリー研修やソムリエ、サケ・エキスパート資格取得支援など、多岐にわたる活動で飲食業界をサポートしています。また、NPO法人「繁盛店への道」を通じて飲食業界の活性化にも取り組んでいます。

価値戦略の中心は、安売りせずに「価値」の提供です。情報誌の発行、試飲会の主催、海外ワイナリー研修、ソムリエ資格取得支援など、お客様の繁盛に直接貢献できる価値を提供しています。これらにより、お客様との長期的な信頼関係を築き、維持しています。

社員同士の絆は、お客様との強固な絆を築くための基盤となるからです。柴田屋祭りや社員旅行、シェアリング会など、社内イベントを通じて社員同士の絆を深めることで、チームワークを高め、お客様へのより良いサービス提供につながっています。

2024年2月に広島に新しい拠点を開設しました。この新しい拠点では、飲食店さま向けに積極的なドリンクメニュー提案や試飲会開催、勉強会などを通じて、広島の飲食業界を盛り上げ、地域社会に貢献していく予定です。30代の若き社長と一緒に、新しい挑戦をしています。

飲食店さまのご繁盛に貢献するため、単に商品を提供するだけでなく、ドリンクメニューの提案や、お店独自のビール醸造のサポート、試飲会や勉強会の開催など、様々な角度からサポートしています。また、国内外の生産者を訪問する研修も行い、知識と経験を深めることで、より良い提案が可能となっています。

広島の新拠点で働く上で重視するのは、「どうすればお客様のご繁盛に貢献できるか」を常に考え、実行に移すことです。お客様と密接な信頼関係を築きながら、SHIBATAYAらしい新しい提案で飲食店を支え、地元広島の飲食業界をさらに盛り上げていくことが求められます。