ASTRA FOOD PLAN株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

ASTRA FOOD PLAN株式会社は、過熱水蒸気技術を活用した食品乾燥装置「過熱蒸煎機」を開発・販売するフードテックのベンチャーです。食品残さや規格外農作物を有効活用し、「かくれフードロス」の削減に取り組んでいる非常に意義深い企業ですよ。創業は4年目で、今後の展開が非常に楽しみな企業ですね。

「過熱蒸煎機」は、過熱水蒸気を使って食品を乾燥させる装置です。この技術により、食品の残さや規格外農作物を粉末化し、付加価値の高い食材にアップサイクルすることができます。生産効率とコストパフォーマンスの面で高い評価を得ており、廃棄されがちな素材の有効活用に貢献していますよ。

ASTRA FOOD PLANでは、食品加工機械の研究開発・販売、食品の開発・製造・販売、さらに食品関連事業のコンサルティングといった事業を展開しています。特に「過熱蒸煎機」による革新的な食材のアップサイクルに力を入れ、持続可能なサーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの構築に取り組んでいるんですよ。

一つの大きな強みは「過熱蒸煎機」の開発・販売です。この独自技術による製品は特許を出願中であり、さらに食品パウダー「ぐるりこⓒ」の商標も出願しています。また、大手牛丼チェーンやベーカリーチェーンとの共同実証実験プロジェクトも成功を収めているなど、業界内外からその技術力と社会貢献度を高く評価されています。

「かくれフードロス」とは、ASTRA FOOD PLANが名付けた言葉で、一般的な食品ロスには含まれない野菜の芯や皮、ヘタ、規格外農作物、余剰農作物など、本来ならば食べられるのに廃棄されてしまう食材のことです。これらは年間2万トン以上排出されており、一般的な食品ロスの数倍に上ると推定されています。

創業者は、実父が長い年月をかけて開発してきた過熱水蒸気技術を引き継ぎ、この技術を活用して社会問題の解決に貢献したいという思いからASTRA FOOD PLANを立ち上げました。特に、「過熱蒸煎機」は従来の乾燥機とは違い、短時間で乾燥と殺菌を同時に行えるため高い生産効率を実現しています。

現在、5名のメンバーが活躍しています。代表の加納千裕は食品企業での経験豊富な背景があり、開発責任者の吉岡は食品加工機械メーカーでの開発部長経験があります。その他、食品業界未経験から入社した新メンバーもいて、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。

ASTRA FOOD PLANはスタートアップ企業であるため、出社・リモートを組み合わせた働き方が可能で、社員一人ひとりが裁量を持って自発的に働くことができます。社内制度や組織作りもこれからのため、社会全体に貢献したいという思いを持つ人にとってやりがいのある職場ですね。

具体的には、新しいことに挑戦するのを楽しめる方、自発的に動ける方、食べることや飲むことが好きな方、そしてコミュニケーション能力が高く、周囲への気配りができる方を求めています。ASTRA FOOD PLANのビジョンに強く共感できる方は特に歓迎されていますよ。

入社後は、営業先に同席して現場の課題を学んだり、社会的課題やサプライチェーンの問題について知識を深めるところからスタートします。その後は、過熱蒸煎機や食品パウダー『ぐるりこⓒ』の提案型新規営業など、多種多様な業務を経験しながら、自ら課題解決に向けて能動的に取り組むことが期待されています。