仙台市役所ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

仙台市役所では、約400の課で14,000人が働いており、地域住民にとって最も身近な役所として、さまざまな住民サービスに幅広く関わります。仕事の内容は職種や部署により異なりますが、市民と直接接する機会が多いため、自分の仕事が地域社会に直結していることを強く実感できる環境です。このような、市民生活に密着した業務でやりがいや手応えを感じやすいことが一つの魅力ですね。

仙台市役所は、2021年3月に策定した基本計画「”The Greenest City” SENDAI」に基づき、8つのチャレンジプロジェクトを掲げています。これらのプロジェクトには「杜の恵みとともに暮らすまち」「多様性が社会を動かす共生のまち」といった目指すべき都市の姿が含まれており、市の強みや現状を踏まえながら社会の変化を力に変えて取り組んでいます。これにより、住む人全てが心豊かに暮らせる未来を作ることを目指しています。

仙台市は社会人経験者を対象にした採用試験を実施しており、事務、情報、土木、建築、機械、電気の職種での即戦力となる人材を求めています。民間企業で培ったスキルを仙台市のまちづくりに活かしたいという意欲を持つ人材が対象です。採用後は主事や技師からスタートし、勤務成績等に応じて昇進する機会も提供されており、キャリアアップのプロセスが明確にされているのが特徴です。

仙台市役所では、社会人経験者として入庁した後は主事や技師からのスタートですが、勤務成績に応じて主任への昇進が可能です。主任から係長への昇任には、特定の試験をクリアする必要があります。具体的には、30歳以上かつ仙台市職員としての勤務実績5年以上、もしくは34歳以上かつ勤務実績1年以上であれば、係長職への昇任試験を受けることができます。明確なキャリアパスが設定されているのが特徴ですね。