株式会社九電工ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社九電工は、1944年に配電線および屋内線の電気工事会社として創立しましたが、その後、多岐にわたる成長分野に経営を多角化しています。現在では、環境設備やエネルギー利用効率化、情報通信、防災システム、風力・太陽光発電システム、エコロジー分野など、地域社会や人々の生活に密着した事業展開を進めていますね。

九電工は、持続可能な成長を実現するために、2020～2024年の中期経営計画では「施工戦力」「生産性」「ガバナンス」の3つの改革を実施中です。これにより、教育体系の見直しや先端技術を活用した合理化・省力化を進めており、DX推進や働き方改革にも積極的に取り組んでいます。

九電工では、平均残業時間が29.1時間/月と適度な労働時間を維持しており、平均有給取得日数も11.1日を記録しています。さらに、DX推進によりiPadやスマホの配布、ペーパーレス化、印鑑レス化、そして勤務間インターバル制度の導入など、働きやすい環境作りを進めています。

水処理プラント施工管理業務では、下水処施設や集落排水処理施設、産業廃水処理施設などの施工管理を行います。また、水資源循環システムや各種ろ過設備、バイオマス資源化システムの施工にも注力しており、『水の安全・安心』や『CO2排出量削減』、『資源循環』に積極的に取り組んでいます。

九電工は、次世代技術の研究開発にも力を入れており、クラウドモバイルカメラやレーザー墨出器の試験導入、3D点群画像データを用いた3D CAD図の作成など、ICT/IT技術を駆使して工事の効率化を図っています。これにより、持続可能な低炭素社会と資源循環型社会の実現を目指していますね。