株式会社ナード研究所ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社ナード研究所は1972年に設立された、化学分野を専門とする研究・開発企業です。主に『ファインケミカル合成』と『機能性材料の開発』という2つの事業分野で、メーカーの研究開発パートナーとして受託研究を行っています。特に有機化合物の合成や生化学分野の研究開発支援に強みを持っていますね。

同社の研究・開発環境は、非常に充実した設備が整っている点が特徴です。研究員が案件を個別に担当する形式で、多い場合は同時に5つの案件を持つこともあります。また、開発スパンは1ヶ月未満から1年程度と多様で、短期間での成果を重視しています。

社内の雰囲気は、大学の研究室のような環境で、皆が研究に没頭できる空気が漂っています。若い研究員が多く、30代でグループリーダーに登用されるケースもあるので、若手が活躍しやすい環境が整っていると言えます。

株式会社ナード研究所は、主に有機合成化学の研究・合成に力を入れています。具体的には、医薬品や農薬、機能性材料などの有機合成物の開発を行っています。また、生化学分野の研究開発支援、精密有機合成、有機材料の合成研究など、多岐にわたる研究分野がありますね。

同社のビジネスモデルは、提案型やコーディネート型の受託研究が中心です。打ち合わせを重ねて計画・見積もりを作成し、契約を結んでから実施、そして報告・納品を行います。成功報酬型の料金体系を採用していて、研究成果が商品化に貢献した場合にのみ費用をいただく仕組みを取っています。