株式会社カンムってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社カンムは、金融サービスを利用できない「心理的unbanked層」向けに、ソフトウェアを通じて解決策を提供することを目的としています。金融サービスへのアクセスが難しい人々を支援することで、より多くの人が金融サービスを利用できるようになることを目指しているんですね。

カンムの主力プロダクトとしては、2016年9月にリリースしたVisaのプリペイドカード「バンドルカード」と、資産形成に活用できるクレジットカード「Pool」があります。バンドルカードは900万以上のインストール数を誇り、TVCMも放映しており、上場も視野に入れた事業展開をしています。一方、Poolカードは資産形成と日常の支払いを組み合わせた独自のサービスですね。

バンドルカードは、アプリを使って誰でも簡単に発行できるプリペイド型のカードです。利用前にチャージする仕組みなので支出管理がしやすい反面、事前チャージがハードルとなり得ます。それを解決するために、後払い式チャージ「ポチっとチャージ」を導入しました。これにより、ユーザーはよりスムーズにサービスを利用できるようになりました。

カンムの組織文化は、学習と共有、事実に基づいた意思決定、相互の信頼を重んじる点に特徴があります。社員が互いに知識を共有し、正確なデータに基づき決定を下し、チームとして互いを支え合っています。このような文化が、革新的なサービスを生み出す土壌となっているのですね。

カンムでは、技術愛溢れるイベントとして「TechDay」と「スパルタンSQL」を開催しています。TechDayでは社員がテクノロジーを使った効率化や楽しいことをテーマに一日を費やし、スパルタンSQLではSQLの知識を社員全員が身につけられるよう勉強会を実施しています。これらのイベントは、社内の技術力向上やコミュニケーションの活性化に役立っていますね。

カンムでは、フルリモートワークが可能でフレックスタイム制を採用し、コアタイムは11:00から15:00です。服装は自由で、敷地内全体が禁煙であることも特徴の一つです。こうした柔軟な働き方が可能な環境は、従業員がより生産的で満足できる仕事をするための基盤になっているようです。

カンムのバックエンドエンジニア職では、サーバサイドのアプリケーション設計・開発、インフラの設計・構築、運用改善、関連部署や企業との調整など、多岐にわたる業務を担います。やれることの幅が広く、常に忙しいポジションですが、金融サービスの新しい価値を創出するために重要な役割を果たしているのですね。

カンムでは、レガシーな金融業界に挑むようなプロジェクトに取り組んでおり、その過程で多くのパートナーや複雑なシステムと向き合う必要があります。特に、Visaと直接連携するなど、少ない企業しか果たせない課題に挑戦している点が非常に魅力的です。技術力だけでなく、エッジケースや「大人の事情」を考慮した複雑なシステムを扱うことは、大きな刺激と成長の機会となりますね。

バックエンドエンジニアとして求められる必須スキルには、実際に手を動かして開発できる能力、データベースの論理設計ができること、何か1つのプログラミング言語をある程度使いこなせることが含まれます。これらのスキルは、日々の業務を効果的に遂行するために必要不可欠ですね。