特定非営利活動法人 Learning for Allってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

Learning for Allは、子どもの貧困問題に対して本質的な解決を目指し、学習支援と居場所支援を提供する特定非営利活動法人です。小学生から高校生までの子ども達に支援を届け、年間で約1,000名の子どもたちがこのプログラムの恩恵を受けています。社会全体で包括的な支援モデルを構築することを目指しており、全国展開も視野に入れて活動していますよ。

現代の日本では、経済的困難により進学や将来の自立への道を断たれてしまう子どもが多くいます。7人に1人の子どもが貧困状態にあり、特にひとり親世帯では2人に1人が貧困状態にあると言われています。これらの子どもたちが抱える努力しづらい環境を改善し、可能性を信じ自分の力で人生を切り拓ける社会を実現するために、私たちは活動しています。

私たちは居場所支援と学習支援の2つの事業を中心にしています。居場所支援では、小学校低学年の子どもたちに安心して過ごせる環境を提供し、基礎的な生活習慣や学習習慣を身につける支援をしています。また、学習支援では、質の高い無償の勉強指導を行っており、大学生ボランティアが中心となって、学習遅滞を抱える子どもたちをサポートしています。

ナレッジ展開事業では、全国の団体や企業に対してLFAが実際に支援現場で使用している教材や子ども支援に関する研修動画を提供しています。これにより、子どもの貧困問題に同じように取り組む様々なステークホルダーが持つナレッジを共有し、全国の子どもたちが笑顔で過ごせる社会を目指して活動しています。集合研修の提供も行っているため、実践的な学びの場も提供しています。

はい、活動の成果は着実に表れています。学習支援を受けた子どもたちの学力向上はもちろん、生活習慣が改善され、自信を持って前向きに取り組める姿勢が身についているケースが多数報告されています。また、地域や学校との連携が深まり、包括的な支援ネットワークの構築にも成功しています。これらの成果は、子どもたちの笑顔や成長として直接見ることができます。

コミュニティ推進事業部は、団体の広報機能を担い、個人の寄付者や企業と協働・連携を生み出すことを目指しています。特に、企業との連携を担うチームは、子どもの貧困問題解決に向けて100社近い企業と協働し、新たなプロジェクトを立案・実行しています。これにより、子どもたちへの支援活動の持続可能性と規模の拡大を実現しています。

様々な企業と協働しており、これには中小企業から大手企業まで幅広く含まれます。例えば、サステナビリティ推進室や経営企画部門のある企業と共にプロジェクトを進めることがあります。寄付や助成金の提供、研修や講演会の実施など、連携の形態は多岐にわたります。これらの協働により、持続可能で広がりを持った子ども支援の実現を目指しています。

はい、新しいチームメンバーには、団体内外の関係者と良好な関係を構築し、業務を遂行できる能力を特に求めています。営業経験や、コンサルティングファーム等での提案資料作成経験、計画的に業務やプロジェクトを推進し成果を創出した経験、また非営利団体での寄付獲得・資金調達の実務経験があれば尚可です。多様な経験を活かし、我々と共に課題解決を進めてくれる方を歓迎しています。

勤務地は東京都新宿区に位置しており、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩5分、都営新宿線「新宿三丁目」駅から徒歩7分の場所にオフィスがあります。現在は週1程度の出勤で、原則リモートワークを採用しています。柔軟な働き方を支持し、効率的に仕事を進められる環境を提供しています。

職員採用説明会では、Learning for Allの活動内容やミッション、具体的な事業内容まで詳しく聞くことができます。また、疑問点や不明点を直接質問し、回答を得られるため、団体について深く理解することが可能です。参加を希望される方は、今すぐに一緒に働きたい、少し興味がある、話を聞きたいと感じたら積極的に連絡をしてみてください。

Learning for Allでは、各個人が責任を持って業務に取り組みつつ、チームワークを非常に大切にしています。社会問題に対して真剣に取り組み、それぞれが専門知識を生かしつつも、互いに支え合う環境があります。柔軟な働き方を支援し、職員一人ひとりがやりがいを感じながら仕事に取り組める文化を作っています。