株式会社佐浦の挑戦‐創業300年の暖簾を守り次代へ繋ぐ酒造り

宮城県塩竈市、由緒ある鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の門前で300年以上続く酒蔵「株式会社佐浦」を徹底解説。銘酒「浦霞(うらかすみ)」を醸す名門蔵として、伝説の「宮城酵母」を生み出した技術力や、「品格のある酒」を追求する酒造り、そして震災を乗り越え地域と共に歩む姿勢について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
東北を代表する銘酒の醸造元『株式会社佐浦』

株式会社佐浦は、どのような事業を行っている企業ですか?

港町・宮城県塩竈市本町に本社と蔵を構える、創業1724年(享保9年)の超老舗酒造メーカーです。東北を代表する銘酒「浦霞(うらかすみ)」の醸造元として全国的に知られています。創業以来、奥州一之宮である鹽竈神社の御神酒酒屋(おみきざかや)を務めており、神様に捧げるお酒を造るという誇りと責任を脈々と受け継いでいる由緒正しい企業です。

「浦霞」にはどのような特徴がありますか?

「品格のある酒」と評されることが多く、ふくよかな香りと、飲み飽きしないすっきりとした味わいが特徴です。特に、1973年に発売された純米吟醸**「浦霞 禅(ぜん)」**は、当時の日本酒業界では珍しかった「吟醸酒」をいち早く市場に広めたパイオニア的な商品であり、今なお愛され続けるロングセラーです。

日本酒業界でも一目置かれる技術力を持っているそうですね。

はい、実は現在の吟醸酒造りに欠かせない「きょうかい12号酵母(通称:浦霞酵母・宮城酵母)」の発祥蔵でもあります。1960年代、当時の平野重一杜氏が蔵の中から発見・分離したこの酵母は、低温長期発酵に適し、華やかな香りを生み出すことから、宮城の酒、ひいては全国の吟醸酒の品質向上に大きく貢献しました。この技術への探究心は今も健在です。

300年以上の歴史の中で、大変だったことはありますか?

2011年の東日本大震災では、塩竈市の本社蔵が津波による浸水被害を受け、多くの酒や設備を失いました。しかし、社員一丸となって泥をかき出し、全国からの支援も受けて見事に復興を果たしました。この経験から、地域社会との絆や、伝統を守り抜くことへの想いがより一層強まっています。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

老舗ならではの落ち着きと、酒造りに対する真摯な姿勢が漂う職場です。蔵の中は歴史を感じさせる風格がありながらも、衛生管理は徹底されています。社員は「浦霞」というブランドに誇りを持っており、丁寧で実直な仕事をする人が多いです。また、地元・塩竈の文化や歴史を大切にする社風です。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

A6=主に以下の職種が考えられます。
- 製造部(蔵人): 洗米、蒸米、麹造り、仕込み、上槽などの酒造り全般。
- 製品部: 瓶詰め、品質検査、ラベル貼り、出荷管理。
- 営業部: 全国の酒販店や百貨店、飲食店への提案営業。
- 販売スタッフ: 併設の「浦霞 酒ギャラリー」での接客、試飲提供、ガイド業務。

最後に、どのような人がこの会社に向いていると思いますか?

「日本の伝統文化や歴史に敬意を持てる方」に最適です。単にお酒を作る・売るだけでなく、鹽竈神社の門前町で育まれた文化や品格を伝える役割も担うからです。また、チームワークを重視し、一つひとつの作業を丁寧に行える方や、宮城の日本酒を世界へ広めたいという熱意のある方におすすめの名門企業ですよ。
会社情報
株式会社佐浦
1724年
1,800万円
宮城県塩竈市本町2-19




