株式会社SKKが挑むオーダーメイド‐過酷な環境に耐える技術を磨く
「海を拓く」をスローガンに、港湾工事に欠かせない「海上クレーン」で国内トップシェアを誇る高知のメーカー・株式会社SKKを徹底解説。旧社名・四国建機から続く「SKKブランド」の信頼性や、過酷な海の上で稼働し続けるための頑丈なモノづくり、そして世界中の海を舞台にする働き方について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
クレーン・港湾工事用機械の専門メーカー株式会社SKK

株式会社SKKは、どのような事業を行っている企業ですか?

高知県高知市に本社を置く、海上クレーンおよび港湾工事用機械の専門メーカーです。 1956年に「四国建機株式会社」として創業し、現在は「SKK」のブランド名で世界的に知られています。海の上で土砂を掘ったり、重い資材を吊り上げたりする「海上クレーン(起重機船・浚渫船)」の設計・製造・販売・修理を一貫して行っており、この分野では国内シェア約70%という圧倒的な地位を確立しているグローバルニッチトップ企業です。

「SKK」という社名の由来は何ですか?

旧社名の「四国建機(Shikoku Ken Ki)」の頭文字に由来しています。 創業以来、作業船業界では「クレーンならSKK(四国建機)」という呼び名が定着しており、創立40周年を迎えた1996年に、親しまれているブランド名に合わせて現在の「株式会社SKK」へ社名を変更しました。ロゴマークの「SKK」は、港湾関係者であれば一目でわかるほど浸透しています。

陸上のクレーンとは何が違うのですか?

最大の違いは「波で揺れる不安定な場所で使う」ことです。 海の上は常に揺れており、潮風による塩害も激しいため、陸上用クレーンよりも遥かに高い耐久性と、揺れを計算に入れた設計が求められます。SKKのクレーンは「頑丈で壊れにくい」ことで定評があり、過酷な海洋土木の現場で数十年使い続けられることも珍しくありません。 また、オペレーターが直感的に操作できる「使いやすさ」も、プロから選ばれる理由の一つです。

具体的にはどのような機械を作っていますか?

代表的なものは、砂利運搬船(ガット船)に搭載される「ガットクレーン」や、海底の土砂を掘る「グラブ浚渫(しゅんせつ)機」、そして最大700トンもの吊り上げ能力を持つ「大型起重機」などです。これらはカタログ品を売るのではなく、船の大きさや用途に合わせて一品一品オーダーメイドで設計・製造されます。近年は、環境に配慮したハイブリッドクレーンや、遠隔操作・自動運転技術の開発にも力を入れています。

職場の雰囲気や、製造の拠点はどこですか?

製造拠点は、高知市の本社工場と、香川県の多度津工場の2カ所です。 特に多度津工場は専用岸壁を持っており、巨大なクレーンを船に搭載してそのまま海へ送り出すことができます。社風は「土佐のいごっそう(頑固で気骨のある男性)」気質と「ものづくりの実直さ」が融合しており、技術力に強い誇りを持っています。一方で、年間休日は120日以上と充実しており、オンオフのメリハリをつけて働ける環境です。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

事業の拡大に伴い、以下のような職種で募集の可能性があります。
- 製造・技術職:部品の機械加工、溶接、組立、塗装などの製造ライン業務。
- 機械設計・電気設計:クレーンの構造設計や、油圧・電気制御システムの開発(CAD使用)。
- サービスエンジニア:納入後のクレーンの点検、修理、メンテナンス(全国の港へ出張あり)。
- 営業職:建設会社や海運会社への提案、仕様の打ち合わせ。
会社概要
企業名:株式会社SKK
設立年月:1963年11月
資本金:3,000万円
本社所在地:高知県高知市南ノ丸町31-18




