公益社団法人福島相双復興推進機構ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

公益社団法人福島相双復興推進機構は、平成27年8月に設立され、原子力災害で被災された方々の事業や生活の再建を支援するために活動しています。国、県、そして民間企業が一体となって取り組んでおり、これまで約5,500の事業者へ個別訪問を実施し、継続的なサポートを提供していますね。

主なミッションは、被災事業者が自立して経営を維持できる状態を創出することです。そのために経営課題の解決から売上・販路の拡大、中長期的な経営ビジョンの策定など、多岐にわたるコンサルティングを行っていますよ。

例えば、東日本大震災により被災し閉店を余儀なくされた飲食店舗に対し、売上計画や店舗コンセプトの設定、レイアウトやメニューの提案支援を行い、店舗再開と収益構造の改善をサポートしました。結果として、両店舗の黒字化を達成しています。

年間休日は125日と充実しており、月平均の残業時間も10から20時間程度ですので、ワークライフバランスが非常に取りやすい環境です。さらに転勤がないため、地元で長く貢献しながら働き続けることができますね。

経済産業省や東京電力、その他民間企業などからの出向者らが集まり、「民」の組織として事業を推進しています。また、福島市の機構事務所には県や農林水産省などの「官」のメンバーが常駐しており、官民一体で総合的な支援が行われていますよ。