株式会社Skillnoteってどんな会社?事業内容、仕事内容、働き方は?
こんにちは、転職活動中のサトウです!
「株式会社Skillnote」についてくわしく、仕事博士にインタビューしてみました!
株式会社Skillnoteってどんな会社?
株式会社Skillnoteが提供している「Skillnote」とはどのようなサービスなのでしょうか?
「Skillnote」は、製造業向けのクラウド型スキル管理システムです。従業員のスキルや資格、教育、キャリアを一元管理し、これらの視覚化を通して人材育成や活用を効率的かつ正確に行うことが可能になります。念の為に言いますが、これにより経営層、管理者、従業員がそれぞれの立場からアクセスしやすい環境を提供しているのが特徴ですよ。
製造業のどのような問題を「Skillnote」は解決するのですか?
製造業では、多数の技術者を抱える中で、彼らの技術スキルや教育履歴を管理するのが大きな課題でした。特にExcelでの管理では、情報の破損やエラー、追跡の困難さなど多くの問題が発生していました。Skillnoteはそうした問題を解決し、スキルマップのデータベース化や教育管理のシステム化を実現し、全メンバーのスキルマップを視覚化することで、より良い人材育成とスキルの適用がしやすくなるんですよ。
「Skillnote」のユーザービリティについて教えてください。
「Skillnote」は徹底的に現場にフォーカスして開発されています。多くのシステムが経営や人事の目線から設計されがちですが、「Skillnote」は現場の人たちが直感的に使いやすい、そして既存の業務が楽になるように設計されています。このアプローチのおかげで、現場での利用率が非常に高いと評判ですね。
「Skillnote」がSAP App Centerに登録されたことの意味は何ですか?
SAP App Centerに「Skillnote」が登録されたことは、グローバル市場での認知度と信頼性を高める上で非常に大きな意味があります。SAP社は世界的なソフトウェアベンダーであるため、このプラットフォーム上に登録されることで、世界中の企業が「Skillnote」を見つけやすくなり、新たな市場への進出やビジネス機会の拡大が期待できるんですよ。
導入企業の数や利用者数についてはどのような状況ですか?
現在、「Skillnote」は150社以上が導入し、利用者数は15万人を超えています。チャーン率も0.47%と非常に低く、これは顧客が高い満足度を持ち継続して使用している証拠です。特に大手製造企業との取引も多く、JFEスチールのような大規模な企業で全工場の従業員が利用している例もあるんですよ。
「Skillnote」の誕生背景は何ですか?
代表の山川が技術営業としての経験を通して、製造業界のスキル取得の現場を目の当たりにし、体系的な仕組みがあればもっと効率的にスキルアップができると感じたことがきっかけです。特に製造業界では高い品質が求められ、従業員のスキル管理が非常に重要ですが、それが十分に達成されていないという課題がありました。それを解決する形で「Skillnote」は生まれたわけですね。
海外展開についての将来計画はありますか?
はい、実は「Skillnote」は既に海外市場にも目を向けています。SAP App Centerでの登録を契機に、ヨーロッパや南米の企業からの問い合わせも増えていて、多言語対応やSAPプロダクトとの連携強化を通して、積極的に海外案件の受注拡大を目指しています。日本発のグローバルスタンダードソフトウェアを目標にしているんです。
「Skillnote」が他のスキル管理システムと異なる点は何ですか?
「Skillnote」は製造現場にフォーカスしたUXを持っている点が大きな違いです。多くのHR/タレントマネジメントシステムは本社やホワイトカラーの仕事を意識した設計がなされていますが、Skillnoteは製造現場の職人が使うことを前提としています。これにより、実際の現場で必要とされる機能や使い勝手が大幅に向上しているんですよ。
なぜこれまで製造業向けのスキル管理システムが少なかったのでしょうか?
製造業界は従来、テック化が遅れていた領域の一つです。これは製造業が現場主導で動いていることが大きな理由で、本社が何かシステムを導入しても、現場が本質的に必要だと思わなければ受け入れられないという現象が見られました。つまり、現場のニーズを深く理解していないと、システムは浸透しづらいという壁があったんです。
「Skillnote」はどのような戦略で市場にアプローチしていますか?
「Skillnote」は、同様のサービスを提供する競合がいない、という圧倒的な優位性を持って市場にアプローチしています。その理由は、製造現場に特化したUXと、現場の職人たちが実際に使用してみて「使いたい」と感じさせる親しみやすいUIを提供するためです。この独自性により、現場からの問い合わせも多く受けており、現場が見えていない経営方針の問題解決に貢献しています。
製造業向けスキル管理市場での「Skillnote」の目標は何ですか?
「Skillnote」の目標は、製造業向けスキル管理市場において、日本のみならずグローバルでNo.1を目指すことです。日本は技術力で世界をリードする位置にありますが、その技術力を支え、更に発展させるにはスキル管理が不可欠です。日本で受け入れられるクオリティの高いプロダクトが、世界中の製造業企業にとっても必要とされるプロダクトになると考えています。
中途採用の業務内容にはどのようなものがありますか?
中途採用業務では、採用戦略の立案や実行、KPIの管理、改善プロセスの立案、選考データの分析や新規施策の検討などが主な業務となります。また、採用マーケティングや選考業務、組織設計、応募者母集団形成、タレントマネジメント施策など、採用に関連する幅広い活動を行います。
求める人物像にはどのような特徴がありますか?
求める人物像としては、スキルや経験を問わず、自身で課題を発見し、能動的に行動できる方、オーナーシップを持って問題解決できる方、フットワークが軽く、一次情報を取りに行ける方、目標達成に向けて高い意欲を持ち、結果にこだわることができる方を重視しています。
必須要件として何が挙げられていますか?
必須要件としては、転職エージェントでの企業担当経験者や、企業の採用にかかわった経験を持つ方が挙げられています。これは採用業務の経験があり、それに関連するスキルを持っていることが前提となるためです。
ありがとうございました!
会社情報
株式会社Skillnote
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