株式会社IRIAMってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社IRIAMは、スマホと1枚のイラストがあれば誰でもどこでもキャラクターのライブ配信を楽しめるアプリを提供しています。このアプリは2018年にリリースされ、DeNAによる買収後の2021年から急速に成長し、月間売上は約5倍、年間売上は60億円を超えるほどです。今後はグローバル展開も予定していますね。

IRIAMのアプリは、モーションライブ方式を採用しており、顔の動きをパラメータ化して通信量・タイムラグを軽減します。AIの認知精度もPreferred Networks社やDeNAチームとの共同開発により向上し、Vtuberの表情を高臨場感で表現しています。また、通信速度0.1秒を実現することで世界最速のレスポンスを誇りますよ。

IRIAMは、アニメーションが現実から「らしさ」を抽出するように、キャラクターを通じて人々が自分らしさを表現し、他者と心を通わせることを目指しています。キャラクターが個人の捉え方を表すフィルターとなり、コミュニティ内での関わりによって独自のキャラクターが育成されます。このような視点から、IRIAMは人々が互いに心でつながる文化と経済を築いていきたいと考えています。

IRIAMは、事業成長に伴い、買収時から2年半で社員数が37名から116名へと大幅に増加しました。経営陣は強烈な文化を組織の武器と位置付け、文化の浸透に取り組んでいます。実際に、社員の間ではミッション・ビジョン・バリューへの共感が高く、これがサービスの質や組織運営に大きく貢献しています。

IRIAMはコミュニティファーストを重要視しており、年間200件以上のユーザーヒアリングを行っています。このアプローチにより、ユーザーの想いに寄り添いながらサービスを改善しています。また、SNSを活用したユーザーとのコミュニケーションや、売上目的ではない施策の禁止などを通じて、ユーザーにとって価値ある体験を提供することに力を入れています。

IRIAMでは、フルフレックス制を採用しており、働き方の柔軟性を大切にしています。またフルリモート制を取り入れており、日本全国どこからでも働ける環境を提供しています。オフィスは渋谷駅直結のWeWork 渋谷スクランブルスクエアにあり、必要に応じて利用が可能です。

業務内容は、アプリの新機能開発、配信体験の向上、ライバーとリスナーのデータ分析、アプリUIの開発、各種ツールの開発など多岐にわたります。グローバル展開に向けたクライアント開発も行っており、各分野で専門性を発揮することが求められています。

開発チームは少人数制で、プロダクトマネージャー、デザイナー、クライアントエンジニア、サーバーサイドエンジニアで構成されています。エンジニアは企画やデザインの議論にも参加し、チーム全体で開発を進めています。全エンジニアがリードエンジニアとしての行動が求められます。

技術スタックには、開発言語としてC# (Unity)、インフラ環境にGoogle Cloud Platformを中心としたサービス、データベースにはCloud SQLやMemoryStoreなどがあります。監視や解析ツールには、Cloud LoggingやBigQueryが使用されています。コミュニケーションツールにはSlackやKibelaが活用されています。

Unityによる開発経験またはフロントエンドの開発経験が必須要件となっています。具体的には、新規UI設計、アーキテクチャの構築、ユーザビリティ検討、多様な端末やアスペクト比を考慮した実装などのスキルが求められます。チームでのソフトウェア開発の経験も重要です。

クライアント開発チームのリード経験、サーバーとの連携実装経験、各種プラットフォームに深い知見があること、ネットワーク技術に関する知識、iOS/Androidのネイティブアプリ開発、Unityを使用したアプリケーション開発など、多岐にわたるスキルが歓迎されます。

IRIAMのミッション・ビジョン・バリューに共感し、サービスをより良くしたいと考える方が求められます。また、Unityやクライアント技術の最新動向にキャッチアップできる方、困難な課題にも前向きに取り組める方、自分の専門分野以外にも挑戦し新たな分野をキャッチアップできる方が理想です。

具体的な採用プロセスの詳細は記載されていませんが、通常は書類選考の後に数回の面接があります。技術面接や文化面接など、応募者がIRIAMに合っているかどうかを様々な角度から評価することが期待されます。