松栄産業株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

松栄産業株式会社は、半導体製造の前工程で必要となる「薬液供給・回収装置」を中心に製造しています。これに加え、各種受注製作品の設計・製作、薬液系ガス系のレイアウト配管の設計・施工、電装部の設計・加工・組立まで手掛けており、半導体製造における高精度・高品質を保つための装置を提供していますね。

当社では、ベテランがマンツーマンで新入社員に技術を教えてくれる教育体制が整っています。1台の装置を完成させるのに必要な技術を細部にわたり学ぶことができるため、技術力を高めやすい環境がありますね。実際に製作に携わりながら、経験とともに奥深い技術が身につくでしょう。

松栄産業株式会社では、薬液供給装置に使われるタンクやバルブ、装置を固定する台座など、300～500種類の部品を一つ一つ手作りしています。これらは樹脂の切断や接着、溶接、削り出し、成形などの工程を経て手作業で完成されます。それぞれの部品製作には高い技術と繊細な作業が求められるのです。

製造業務においては、大掛かりなプロジェクトを一から手掛け、平均2～3ヶ月かけて1台の装置を完成させることから、大きな達成感とやりがいを感じることができます。作業は複雑で時間を要しますが、完成したときの喜びや満足感は非常に大きいです。ものづくりの楽しみを存分に味わえる職場ですね。

取材から受けた印象として、会社全体にものづくりへのこだわりと熱意が感じられる環境が整っています。職人それぞれが自分の道具を自ら作り出すなど、個々の工夫と改善が行われている点も特徴的です。また、ベテランと若手が協力し合う姿勢も見られ、技術継承が活発に行われていますね。

半導体業界の盛り上がりとともに、当社も事業規模を拡大し、新工場への移転も行いました。これからも様々な技術を活かし、新規事業への取り組みやさらなる事業拡大を図っていく計画です。業績が好調なため、さらに技術力の強化と市場ニーズに応えるための努力を続けていきます。

ものづくりに対して情熱を持ち、自身で考えて行動できる人材を求めています。また、細部にわたる作業が多いため、緻密で丁寧な作業ができる方や、技術を習得していく過程で持続的に成長意欲を示せる方が望ましいでしょう。チームで協力して取り組むことが多いので、協調性も重要ですね。

年間休日は121日と十分な休暇が確保されており、賞与も年最大3回と太っ腹な待遇が用意されています。また、継続的に教育やサポート体制が整っており、働きやすい環境が整えられていると感じます。長期的にキャリアを築いていける環境が魅力の一つです。