河原紙器株式会社〈愛知ブランド企業〉ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

河原紙器株式会社は1914年に創業し、様々な商品のパッケージ製作を手掛けています。食品、薬品、化粧品、家電、日用雑貨など多岐にわたる分野のお客様と取引があります。また、型抜き加工した紙から余分な部分を自動で取り除くトリミングマシンを自社で開発しており、パッケージメーカーでありながら機械メーカーとしての顔も持っていますね。

はい、河原紙器株式会社は公益社団法人日本包装技術協会が主催する日本パッケージコンテストで11年連続で受賞しています。例えば、2023年度には様々な枝ぶりの盆栽に対応した輸送箱で輸送包装部門賞を受賞していますね。2022年度には段ボールを用いた焚火の燃焼補助具で日用品・雑貨包装部門賞を受賞するなど、ユニークな発想が評価されていますね。

はい、河原紙器株式会社はワークライフバランスを重視しており、原則土日休みで長期休暇も充実しています。有給休暇も取りやすく、100％消化している社員も少なくありません。さらに、「しばらく通院しなくちゃいけない」「親の介護があって」などの個別の事情にも配慮して業務を調整してくれるので、無理なく働ける環境が整っていますね。

河原紙器株式会社は営業から設計、デザイン、製造、配達まで全て自社で手掛けられる体制を整えています。この一貫生産ができるパッケージ製作会社は珍しいですね。各部門が連携を取り合うことで高品質な製品づくりを実現しています。また、優れた技術力、デザイン力、商品開発力を持ち合わせており、パッケージ制作を通じてそれぞれの専門性を高めることができる会社です。

河原紙器株式会社のパッケージは百貨店やSAのお土産売場など、街中で目にすることが多いです。人気商品のパッケージも数多く手掛けており、社員の中には「このお菓子の箱はママが作ったんだよ！」と子供に自慢する方もいますよ。また、1992年に自社開発したトリミングマシンは発明大賞・考案功労賞を受賞し、日本国内だけでなく海外の印刷会社でも多く使われています。

河原紙器株式会社は、創業110年の歴史を持ちつつも常に新しいことに挑戦する企業文化があります。若い世代の声も積極的に取り入れて、新しい製品やサービスを生み出していく方針ですね。多角的な事業展開で安定経営を実現しつつ、さらに技術開発に力を入れていくことが予想されますね。また、社員が長く安心して働ける環境を維持し続けることも大切にしています。