鹿島建物総合管理株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

鹿島建物総合管理株式会社はオフィスビルや美術館、レジャー施設などの建物管理を手掛けています。自動扉や空調、消防システムなどの設備の管理を行い、安心・安全・快適な環境の維持に努めています。そのため日々の主な業務は、設備のチェックと確認という非常に重要な役割を担っていますね。

鹿島建物総合管理株式会社は、1985年に鹿島建設の100％出資によって設立されました。設立以降、全国約2700棟もの建物の管理を行い、35年以上にわたり業界で確固たる地位を築いています。主に「建物カウンセラー」として活動し、建物の安心・安全・快適を保つことに注力しています。

この会社は、コツコツと真面目に業務に取り組む人や、チームワークを大事にする人に向いています。また、特別な資格や技能は入社時に必要ないので、未経験の方でも挑戦できる環境が整っています。縁の下の力持ちとして、人々の生活を支える仕事がしたい人に最適な職場と言えますね。

入社後の1年間は「研修生」として位置づけられ、しっかりと業務を学ぶことから始まります。最初の1カ月は研修センターでの導入研修、その後は現場で10カ月間のOJT教育が行われます。この期間には専属のメンターが指導を行い、中間期には技術研修も実施されるなど、現場と座学を兼ねた学びが提供されます。

鹿島建物総合管理株式会社では、業務に必要な数多くの資格取得を奨励しています。対象となる資格は150種類にも及び、中には10個以上の資格を取得している社員もいます。資格取得ごとに手当が上乗せされ、合格時の受験費用や交通費も会社が負担するなど、資格取得を全面的にサポートしていますね。

福利厚生は非常に充実していて、年間休日は122日と業界内でも多めです。また、産休・育休や介護休暇、記念日休暇も整備されています。地方出身者向けには、借り上げ社宅の独身寮もあり、働きやすい環境が整っています。さらに、クラブ活動や保養所の利用など、リフレッシュのための制度も充実しています。

鹿島建物総合管理株式会社では、「5年で1人前」になることを目標に、社員の育成を重視しています。2年目に本配属となり、「3年教育」などの特別教育を受ける機会が提供されます。このように、個人のキャリアビジョンを明確にし、長期的なキャリアアップを目指せるようサポートが行われていますね。

担当する建物の構造や設備を熟知し、磨いた技術力で対応するため、高度な専門性が求められます。資格取得を奨励しており、資格を持つことで専門性が証明され、給与に反映される手当も支給されます。さらに会社全体で資格取得を後押ししているため、専門性とスキルアップ、そして年収アップを目指せる環境が整っています。