京都電子計算株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

京都電子計算株式会社は、約60年の歴史を持つIT企業で、1964年に設立されました。最初は情報処理サービスを民間企業向けに提供していましたが、現在は主に公共分野と文教分野に特化した事業を展開していますね。

主力事業は、全国の地方自治体や私立大学向けのパッケージ製品の開発と導入です。特に、地方自治体業務を支援する自社開発のシステムや、大学向けのクラウドサービスが中心となっていますね。

全国の地方自治体や私立大学を主な顧客としており、地方自治体向けには基本的な業務を支援するシステムを自社開発・提供しています。また、大学向けには、開発したパッケージの導入支援や保守サポートを行っているんですよ。

『Post@net』は、大学入試のためのインターネット出願システムで、多くの大学が利用している信頼性の高いシステムです。受験者数200万人を処理可能な実績を持ち、2010年代半ば以降に導入が加速したんですね。

最近のビジョンは“ものづくりからサービス業への転換”で、サービスをマネタイズすることを重視しています。これに基づき、プラットフォームビジネスの『Cloud PARK』を立ち上げ、様々なアプリケーションを統合的に提供するサービスを展開していますね。

『Cloud PARK』は、異なるベンダーのアプリケーションをシームレスに利用できる環境を構築することが目的です。これにより、顧客はそれぞれのシステムの導入・保守を個別に行わずに済むため、運用の効率化を図れますね。

京都電子計算は、企業文化の刷新に取り組んでおり、特に新しいことに挑戦する姿勢を大切にしています。新たなオフィスへの移転やリモート勤務の導入もその一環で、働きやすい環境づくりを進めていますね。

社員の育成については、若手社員には育成担当者を割り当て、仕事上の課題や悩みをフォローする体制を整えています。また出社時の服装の自由度を持たせるなど、働きやすさを優先した制度を採用していますね。

求める人材像は、イノベーティブな思考を持ち、自ら力を発揮して会社を引っ張っていける人とされています。自身がどう貢献できるかを考えるような姿勢が期待されているんですね。

将来的には、特に自治体向けシステムの開発部隊を拡充し、2025年に向けた標準化への対応を進める計画があります。また、Cloud PARKによる売上の核を作ることも重要な目標として掲げていますね。