Classi株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

Classi株式会社は2014年、ベネッセホールディングスとソフトバンクの共同で立ち上がった会社ですね。彼らが運営する「Classi」という教育プラットフォームは、2,300校以上で導入され、210万人以上の生徒に利用されています。また、「tetoru」という保護者連絡ツールも開発しており、学校のICT化を支援することをミッションとしています。

「SchoolTech」は、学校（School）とテクノロジー（Technology）を組み合わせた造語で、公教育に特化したテクノロジーを指しています。Classiの提供するサービスは、小学校から高校にかけての生徒、教員、保護者に幅広く利用されていて、教育現場のデジタル変革を推進する大きな役割を果たしているわけですね。

現代の子どもたちはデジタルネイティブ世代として育っており、学校での学びや教育方法も、ICTを積極的に取り入れることで、より効果的なものに変わりつつあります。Classi株式会社は、これらの変化を捉え、学びの形を進化させ、子どもたちの可能性を最大限に引き出すことを目指しているんですね。

Classiのミッションは、「子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる」ことにあります。また、ビジョンは「先生とともに、学びから学ぶ仕組みを創り、ワクワクする子どもを増やす」ことですね。要は、子どもたちが様々な活動にチャレンジし、失敗を恐れずに成長していくサイクルを提供しようとしているわけです。

Classiのバリューには、「Unlearn & Learn」、つまり既存の知識や学び方にとらわれず、新しいことに挑戦し続ける勇気、「Love Difference」、多様性を受け入れ、チームワークを大切にすること、「Make Happen」、信じてやり抜く力を持って共に成果を出すこと、があります。これらは、現在社内で非常に浸透しているとのことです。

Classiの大きな特徴として、ソフトバンクとベネッセのジョイントベンチャーであることが挙げられます。両社の経験とリソースを活かして、ICTと教育の分野で革新を起こしています。また、多くの教育サービスが生徒中心に設計されがちな中、Classiは「先生」を中心に考え、教育現場全体の改善を目指している点も特徴的ですね。

Classiでは現在、リモートワークを中心にしたハイブリッドな働き方を導入しています。これにより、柔軟な働き方を推進し、個々のライフスタイルや仕事の進め方に合わせた労働環境を提供しています。ただし、業務内容によっては出社や出張が必要な場合もあるそうです。

Classiは、学校現場と協力して教育をより良くしたいという熱意がある方や、何より学びと成長に貪欲な方を求めています。顧客の声に耳を傾け、データを基にした課題解決に熱心に取り組むことができる方や、新しい知識を自ら学び取る意欲のある方が特に歓迎されるようです。

具体的な業務内容としては、カスタマーサクセス活動を効率的に進めるための環境作りがあります。顧客情報の整備から顧客管理の定量化、業務改善プロジェクトの推進、BIツールを用いたダッシュボードの作成などが含まれます。これらは、Classiのサービスが学校現場でより活用されるよう支援するための重要な業務です。

求められるスキルや経験としては、SQLデータ抽出に関する経験が挙げられます。また、課題特定からKGI/KPIの設定や可視化の経験、データやツールを用いた活動の支援経験、データ分析からアクションプランを出す能力が重視されています。SaaS企業でのカスタマーサクセスの経験も、特に求められているようです。