痛くない注射針を実現した小松ばね工業株式会社の現場と働き方

東京都大田区に本社を置く、世界的な「微細ばね」のパイオニア、小松ばね工業株式会社を徹底解説。「痛くない注射針」の実現に貢献した極細ばねの技術力や、1941年創業の老舗としての信頼、そして職人技と最新技術が融合するモノづくりの現場について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
世界的な微細ばねのパイオニア小松ばね工業株式会社

小松ばね工業株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

東京都大田区という、ものづくりの町に本社を構える精密ばねメーカーです。1941年の創業以来、80年以上にわたり「ばね」一筋に歩んできました。手のひらに乗るような小さなばねから、顕微鏡を使わないと見えないような超微細なばねまで、あらゆる種類のばねをオーダーメイドで製造しています。その高い技術力は国内外で認められ、「大田区優工場」や「地域未来牽引企業」にも選定されていますよ。

「微細ばね」が得意とのことですが、どのくらい小さいものを作れるのですか?

なんと、髪の毛よりも細い、線径0.02mmという極細のばねを作ることができます。この技術は、例えば「痛くない注射針」として知られる医療機器にも採用されています。細い針の中にさらに小さなばねを入れることで、針が刺さる時の痛みを軽減する仕組みを支えているんです。まさに、日本の職人技が世界の医療を変えた一例と言えるでしょう。

医療機器以外には、どのような場所で使われているのでしょうか?

私たちの身の回りのあらゆる製品に使われていますよ。スマートフォンやパソコンなどの電子機器、自動車の重要保安部品、家電製品、そして文房具に至るまで、その用途は多岐にわたります。見えない場所で動いている小さなばねが、実は私たちの便利な生活を支えている、まさに「縁の下の力持ち」と言える製品を作っている会社です。

創業から80年以上続く老舗企業ですが、社内の雰囲気は古風なのでしょうか?

歴史ある企業らしい落ち着きと、新しいことに挑戦する活気が同居しています。ベテランの職人さんが多いですが、若手への技術継承も熱心に行われており、アットホームで温かい雰囲気のようです。最近では音楽レーベルとコラボして、工場の稼働音を楽曲にする「INDUSTRIAL JP」というプロジェクトに参加するなど、町工場のイメージを覆すユニークな活動も行っているんですよ。

技術力が高いということは、仕事も難しいのでしょうか?

確かにミクロン単位の精度が求められるため、決して簡単な仕事ではありません。しかし、その分だけ奥が深く、面白い仕事と言えます。機械をセットして終わりではなく、金属のクセを見極めたり、微調整を繰り返したりして、図面通りのばねが出来上がった時の達成感は格別です。一生モノの技術を身につけたい人にとっては、これ以上ない環境でしょう。

今回の求人では、どのような人材が求められているのでしょうか?

特別な経験よりも、「モノづくりが好き」「コツコツと作業するのが得意」という素質が重視されます。未経験からでも、先輩社員が丁寧に指導してくれるので安心してください。何よりも、小さな部品一つひとつに責任を持ち、誠実に仕事に取り組める方が歓迎されるでしょう。

最後に、どのような人がこの会社に向いていると思いますか?

手先が器用な方や、プラモデル作りなどに没頭できる集中力のある方にはぴったりです。また、日本の技術力で世界に貢献したいという熱い想いを持っている方にも向いていますね。大田区の町工場から、世界最先端の製品を生み出す喜びを味わいたい方におすすめの企業ですよ。
会社情報
小松ばね工業株式会社
1941年11月
2,000万円
東京都大田区大森南4-9-6



