株式会社樹研工業の企業研究‐独創的な経営と世界への挑戦

愛知県豊橋市から世界へ、驚異の「100万分の1グラムの歯車」で知られる株式会社樹研工業を徹底解説。ギネスにも認定された世界最小のプラスチック歯車を生み出す超精密加工技術や、「先着順採用」「定年なし」といった常識破りの経営哲学について、求人の魅力をQ&A形式で紹介します。
「100万分の1グラムの歯車」株式会社樹研工業

株式会社樹研工業は、どのような事業を行っている企業ですか?

愛知県豊橋市に本社を構える、プラスチックの精密部品メーカーです。1965年の設立以来、一貫して「プラスチック射出成形」に取り組み、自動車のスピードメーターや腕時計、カメラ、医療機器などに使われる、極めて小さな部品を製造しています。特に「微細加工」の分野では世界トップクラスの技術力を誇り、日本のモノづくりを陰で支える重要企業です。

「100万分の1グラムの歯車」を作ったというのは本当ですか?

はい、本当です。直径0.149mm、重さわずか100万分の1グラムという、粉のように小さなプラスチック歯車を開発し、ギネス世界記録にも認定されました。実用性は度外視した技術のデモンストレーションでしたが、この「他社には絶対に真似できない技術」があるからこそ、世界中のメーカーから難易度の高い注文が舞い込むのです。

採用方法や経営方針が非常にユニークだと聞きました。

「先着順採用」や「定年制なし」といった独自の経営哲学で有名です。過去には「やる気さえあれば学歴や経験は問わない」として、応募順に採用を決めていたこともあります(※現在は要確認)。また、社員にはいつまでも現役で活躍してほしいという想いから定年を設けず、高齢のベテラン職人が高い技術を発揮し続けているのも大きな特徴です。

なぜ、そのような独自の経営ができるのでしょうか?

「無借金経営」を貫く安定した財務基盤があるからです。設備投資なども借入金に頼らず、手形取引も行わずに全て現金で決済するという堅実な経営を行っています。これにより、景気の波や外部の圧力に左右されず、自分たちが正しいと信じる「真摯なものづくり」や「人を大切にする経営」を貫くことができるのです。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

技術をとことん突き詰める「職人集団」といった雰囲気です。妥協を許さない厳しさはありますが、それは良いものを作りたいという情熱の裏返しでもあります。年齢や社歴に関わらず、技術を持った人が尊敬される風土があり、70代や80代の社員が若手と一緒に現場に立つ姿も見られる、生涯現役の活気ある職場ですよ。

今回の求人では、どのような仕事ができるのでしょうか?

ミクロン単位の精度が求められる金型の設計・製作や、成形機のオペレーション、品質管理などが中心です。単なる作業員ではなく、世界一の技術を受け継ぐ「技術者」としての成長が期待されます。マニュアル通りではなく、自分の頭で考え、指先の感覚を研ぎ澄ませてモノを作る奥深さを味わえるでしょう。

最後に、どのような人がこの会社に向いていると思いますか?

「技術を極めたい」「一生モノのスキルを身につけたい」という強い向上心を持った方に最適です。また、学歴や経歴よりも「やる気」や「人間性」を重視する社風なので、真面目にコツコツと努力できる方や、長く腰を据えて働きたい方に向いています。世界を驚かせるような技術に挑戦したい方には、これ以上ない環境だと思いますよ。
会社情報
株式会社樹研工業
1965年7月
3,000万円
愛知県豊橋市明海町5-27



