HARIO株式会社の事業と採用‐国内唯一の耐熱ガラス工場で挑む事業

世界中のバリスタが愛用するドリッパー「V60」の生みの親、耐熱ガラスの王者・HARIO株式会社を徹底解説。日本で唯一、耐熱ガラス工場を保有するメーカーとしての技術力や、実験器具からアクセサリーまで展開する幅広い事業、そして環境に優しいモノづくりへのこだわりについて、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
創業1921年の耐熱ガラスメーカーHARIO株式会社

HARIO株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

東京都中央区日本橋に本社を構える、創業1921年の耐熱ガラスメーカーです。社名の由来は「玻璃(はり=ガラス)の王様」=「玻璃王(ハリオ)」から来ています。創業時は理化学用(実験用)ガラスの製造からスタートしましたが、現在はその技術を活かしたコーヒー器具、ティーウェア、キッチンウェア、さらにはペット用品やアクセサリーまで幅広く展開しています。

やはり「V60」が有名ですか?

はい、その通りです。円すい形のコーヒードリッパー「V60」は、世界中のカフェやバリスタに愛用されている、同社を象徴するグローバルヒット商品です。お湯の注ぎ方で味が変えられる自由度の高さと、美しいスパイラル形状のリブ(溝)が特徴で、コーヒーの世界大会で使用されることも多く、海外での「HARIO」ブランドの認知度は非常に高いです。

他のガラスメーカーとの決定的な違いは何ですか?

「国内に耐熱ガラス工場を持っている」という点です。 多くのメーカーが海外生産にシフトする中、HARIOは茨城県古河市に日本で唯一の耐熱ガラス量産工場を保有しています。原料の砂から製品になるまでを一貫して国内で行えるため、圧倒的な品質管理と、新商品開発のスピード感を実現しています。この「Made in Japan」の品質が、世界中で信頼される理由です。

環境への配慮も進んでいると聞いたのですが。

はい、古河工場は「煙突のない工場」として知られています。 ガラスを溶かす工程で、重油ではなく電気を使用する「電気溶融炉」をいち早く導入し、CO2排出を大幅に削減しています。また、原材料には重金属を使わず、100%天然の鉱物を使用しているため、環境にも人にも優しい「ピュアなガラス」を作っています。

アクセサリーも販売しているのですか?

はい、「HARIO Lampwork Factory」というブランドを展開しています。 職人がバーナーの炎でガラスを溶かして作る「手加工」の技術を継承するために立ち上げられました。ガラス製のピアスやネックレスは、繊細で透明感があり、女性を中心に大人気となっています。工業製品だけでなく、こうした工芸的なモノづくりも大切にする文化があります。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

部門によって異なりますが、主に以下の職種が考えられます。
- 製造・技術職(古河工場): ガラスの成形、溶融炉の管理、生産設備のメンテナンス。
- ガラス職人(ランプワーク): 手加工によるガラスアクセサリーや実験器具の製作。
- 商品企画・デザイン: 新しいコーヒー器具やキッチン用品のデザイン・設計。
- 営業・マーケティング: 国内外のカフェや小売店への提案、SNS運用、広報。

最後に、どのような人がこの会社に向いていると思いますか?

「コーヒーや料理、暮らしの道具が好き」な方に最適です。 また、機能美を追求したデザインに興味がある方や、日本が誇るモノづくりの技術を世界へ発信したいというグローバルな視点を持つ方に向いています。老舗の安定感と、新しいライフスタイルを提案する先進性を兼ね備えた、非常にブランド力の高い企業ですよ。
会社情報
HARIO株式会社
1921年10月
1,000万円
東京都中央区日本橋富沢町9-3




