愛知ドビー株式会社の働き方‐下請けから世界ブランドへ転身した事業

名古屋の下町工場から、世界を驚かせた鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」を生み出した愛知ドビー株式会社を徹底解説。倒産寸前の下請け工場をV字回復させた兄弟の物語や、0.01ミリの精度を追求する圧倒的な技術力、そして「世界一愛される調理器具」を目指す情熱的な働き方について、求人の詳細をQ&A形式(全6問)で紹介します。
世界を驚かせた鋳物ホーロー鍋を生み出した愛知ドビー株式会社

愛知ドビー株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

名古屋市中川区の運河沿いに本社・工場を構える、1936年創業の老舗鋳造メーカーです。かつては繊維機械や船舶部品の下請け製造を行っていましたが、現在は自社ブランドの鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ(Vermicular)」の製造・販売が事業の中心です。日本の町工場の技術力を結集し、世界の一流ブランドと渡り合う「メイド・イン・ジャパン」の代表格です。

「バーミキュラ」は、なぜそんなに人気があるのですか?

最大の特徴は、フタと本体の接合部分を0.01ミリ単位で削り合わせることで実現した「極限の密閉性」です。これにより、野菜の水分だけで調理する「無水調理」が可能になり、食材本来の味を驚くほど引き出せます。「野菜嫌いな子供が野菜を食べた」という口コミが広がり、一時は納品まで1年以上待ちとなるほどの爆発的なヒット商品となりました。

倒産の危機から復活したというのは本当ですか?

はい、有名な実話です。下請け仕事が減少し経営危機にあった会社を、3代目の土方邦裕社長(兄)と智晴副社長(弟)の兄弟が継ぎ、「自分たちが欲しいと思える世界一の製品を作る」と一念発起して開発したのがバーミキュラです。職人の技術(鋳造)と精密加工(機械加工)を融合させ、何度も失敗を重ねながら完成させた復活劇は、ドラマやビジネス番組でも度々取り上げられています。

お鍋以外にも商品はあるのですか?

はい、鍋の技術を応用した「ライスポット(炊飯器)」や、瞬間蒸発でお肉がおいしく焼ける「フライパン」などを次々と開発しています。また、本社近くの中川運河沿いに、レストランやベーカリー、ショップを併設した体験型複合施設「バーミキュラ ビレッジ」を運営しており、モノづくりだけでなく、「最高の体験」を提供するコトづくりにも力を入れています。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

「町工場」という言葉から連想される古いイメージとは異なり、非常に活気があり、デザイン性も高いスタイリッシュな職場です。製造現場の職人はもちろん、開発、マーケティング、シェフなど、多様なバックグラウンドを持つ社員が、「手料理と、生きよう。」というブランドスローガンのもと、情熱を持って働いています。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

事業拡大に伴い、幅広い職種で募集の可能性があります。
- 製造スタッフ:鋳造、精密加工、ホーロー加工、検品などの職人業務。
- エンジニア・開発:新製品の設計や、生産技術の改良。
- 飲食・サービス:バーミキュラ ビレッジでのシェフ、ブーランジェ、ホールスタッフ。
- 企画・販売:ブランドの発信、百貨店での販売、コンシェルジュ。 ものづくりへの熱い想いと、チームワークを大切にする方が求められています。
会社情報
愛知ドビー株式会社
1959年11月
1,600万円
愛知県名古屋市中川区宗円町1-28




