合資会社八丁味噌の働き方‐江戸初期から続く八丁味噌を世界へ届ける

愛知県岡崎市で江戸時代初期から続く、八丁味噌の老舗「カクキュー」こと合資会社八丁味噌を徹底解説。NHK朝ドラの舞台にもなった登録有形文化財の蔵や、熟練の職人が石を積み上げる伝統製法、そして観光客で賑わう史料館での働き方について、求人の詳細をQ&A形式(全6問)で紹介します。
八丁味噌の老舗「カクキュー」こと合資会社八丁味噌

合資会社八丁味噌は、どのような事業を行っている企業ですか?

徳川家康の生誕地・岡崎城から西へ八丁(約870m)の場所にある、八丁味噌の製造・販売メーカーです。一般には屋号の「カクキュー」として知られています。創業は正保2年(1645年)と非常に古く、19代目当主まで代々続く名門です。味噌の製造だけでなく、歴史ある蔵を公開する「八丁味噌の郷」を運営し、産業観光の拠点としても重要な役割を担っています。

「八丁味噌」にはどのような特徴がありますか?

大豆と塩のみを原料とし、巨大な木桶に仕込んで、「二夏二冬(ふたなつふたふゆ)」、つまり2年以上もの長い時間をかけて天然醸造させます。最大の特徴は、重石(おもいし)の積み方です。職人が一つひとつ手作業で、ピラミッドのように石を積み上げていく姿は圧巻で、地震が来ても崩れないと言われる伝統技術です。出来上がる味噌は、色が濃く、濃厚なコクと酸味があり、栄養価も高いのが特徴です。

工場見学が非常に人気だと聞きましたが?

はい、敷地内の本社事務所や味噌蔵は、国の登録有形文化財に登録されており、その歴史的景観を見るために年間多くの観光客が訪れます。見学ツアーでは、実際に味噌を熟成させている蔵の中を歩き、独特の香りを体験できます。併設のレストランでは「味噌煮込みうどん」などの名古屋めしを提供し、売店では「味噌ソフトクリーム」が人気を博しています。

伝統的なお味噌以外にも商品はあるのですか?

はい、伝統を守りつつも、現代のニーズに合わせた商品開発を行っています。使いやすいだし入り味噌や、フリーズドライの味噌汁はもちろん、洋食にも使える「味噌パウダー」や、ドレッシング、お菓子など、八丁味噌の新しい可能性を広げる商品を次々と生み出しています。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

歴史の重みを感じる厳かな雰囲気と、観光地としての華やかさが同居しています。製造現場では、伝統技法を守る職人たちが黙々と作業に取り組んでいます。一方、見学施設や売店・レストランでは、県内外からのお客様をおもてなしするため、明るく元気なスタッフが活躍しています。岡崎の伝統文化を支えているという誇りを、社員全員が共有しています。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

主に以下の職種が考えられます。
- 製造スタッフ: 味噌の仕込み、石積み(熟練が必要)、充填・包装ラインの管理。
- 販売・案内スタッフ: 「八丁味噌の郷」でのガイド業務、売店での接客、レストランのホール・キッチン。
- 営業・事務: 百貨店やスーパーへの提案営業、通販サイトの運営、総務経理。 特に、案内スタッフは「岡崎の顔」として、歴史や文化を伝えるやりがいのある仕事です。
会社情報
合資会社八丁味噌
1927年
365万円
愛知県岡崎市八帖町字往還通69




