あのCMの響きと共に日本の食卓へ安心で美味しい塩を届ける仕事
「は・か・た・の・しお!」というテレビCMのメロディで国民的な知名度を誇る、伯方塩業株式会社を徹底解説。実は消費者運動から生まれたというドラマチックな創業の歴史や、メキシコの天日塩と日本の海水を融合させたこだわりの製法、そしてしまなみ海道の人気観光スポットでもある工場での働き方について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
「は・か・た・の・しお!」で知名度を誇る、伯方塩業株式会社

伯方塩業株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

愛媛県松山市に本社、今治市の大三島(おおみしま)に工場を置く、塩の製造・販売メーカーです。「伯方の塩」ブランドで知られ、家庭用から食品加工メーカーなどの業務用まで、幅広く塩を供給しています。単なる調味料メーカーではなく、「自然の恵みである塩を、できるだけ自然な形でお届けする」ことを企業理念としています。

創業の経緯が非常にユニークだと聞きましたが?

はい、この会社は「消費者の運動」によって作られました。1971年に国の法律が変わり、日本の塩作りが化学工業的な方法(イオン交換膜製法)に統一されそうになりました。これに対し、「昔ながらの自然な塩を残してほしい」という主婦たちの強い声が上がり、「日本食用塩研究会」が発足しました。その運動が実を結び、特別に製造が許可されて誕生したのが伯方塩業です。

「伯方の塩」はどのように作られているのですか?

メキシコやオーストラリアの塩田で太陽熱と風の力で作られた「天日塩田塩」を輸入し、それを日本の海水で溶かして、再び煮詰めて結晶化させるという製法をとっています。これにより、輸入塩の汚れを取り除きつつ、日本の海水に含まれる「ニガリ(ミネラル分)」をほどよく含ませることができます。単なる輸入塩ではなく、日本の技術でおいしく仕上げたお塩です。

味にはどのような特徴がありますか?

ニガリを適度に残しているため、精製塩のような塩辛さだけが尖った味ではなく、ほんのりとした甘みやコクを感じる「まろやかな塩味」が特徴です。素材の持ち味を引き出すため、漬物、焼き魚、おにぎりなどに最適で、多くの料理研究家やプロの料理人からも支持されています。

工場見学も人気だそうですね。

はい、製造拠点である大三島工場は、しまなみ海道の観光スポットとしても有名です。塩を作っている工程を見学できるだけでなく、あのCMのメロディを演奏できるチャイムがあったり、「伯方の塩ソフトクリーム」が食べられたりと、楽しみながら塩について学べる施設になっています。年間を通じて多くの観光客が訪れます。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

勤務地によって異なりますが、主に以下の職種が考えられます。
- 製造・品質管理(大三島工場):塩の製造ラインのオペレーション、成分分析、品質チェック。
- 観光案内・販売(大三島工場):工場見学の案内ガイド、売店での接客。
- 営業・事務(松山本社など):食品スーパーや商社への提案営業、受発注業務、総務経理。 消費者の想いから生まれた企業であるため、食の安全や健康に対して誠実に向き合える方が求められています。
会社情報
伯方塩業株式会社
1973年8月
3,000万円
愛媛県松山市大手町2-3-4




