株式会社ざびえる本舗が創る南蛮菓子|バター風味の皮と餡が織りなす
一度は市場から消えたものの、県民の熱烈なラブコールによって奇跡の復活を遂げた大分銘菓「ざびえる」の製造メーカー・ざびえる本舗を徹底解説。倒産から再起までのドラマチックな創業秘話や、食べた後も捨てられないと評判のユニークなパッケージ、そして南蛮文化香る大分の心を伝える働き方について、求人の詳細を紹介します。
菓子製造販売メーカー『株式会社ざびえる本舗』

株式会社ざびえる本舗は、どのような事業を行っている企業ですか?

大分市に本社・工場を置く、菓子製造販売メーカーです。大分県を代表する銘菓「ざびえる」をはじめ、「瑠異沙(るいさ)」「豊のたちばな」など、大分の歴史や南蛮文化をテーマにした和洋折衷のお菓子を作っています。大分駅や空港、百貨店などの主要な土産物売り場には必ず並んでいる、地元で絶大な知名度を誇る企業です。

「奇跡の復活」と言われるのはなぜですか?

実は「ざびえる」は、もともと長久堂という別の老舗菓子店が50年以上作っていましたが、2000年にその会社が倒産し、一時販売が終了してしまいました。しかし、「大分の顔であるあのお菓子をなくさないでほしい」という県民からの署名や問い合わせが殺到しました。その熱意に心を動かされた元従業員たちが有志で立ち上がり、新会社「ざびえる本舗」を設立して、困難を乗り越えて味を復活させたという感動的な経緯があります。

看板商品「ざびえる」はどんなお菓子ですか?

天文20年(1551年)に豊後(現在の大分)を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルの功績を讃えて名付けられました。バター風味の洋風のビスケット生地で、和風の白あんを包んで焼き上げたお菓子です。純粋な白あんが入った「銀」と、ラムレーズンを刻み込んだ餡が入った「金」の2種類があり、50年以上変わらない和洋折衷の味が愛されています。

パッケージが非常に特徴的ですよね。

はい、一度見たら忘れられないインパクトがあります。「ざびえる」の箱は、黒いビロード(ベロア)風の起毛素材で作られており、非常に重厚で高級感があります。食べた後も捨てずに、手紙入れや小物入れ、裁縫道具入れとして再利用する人が非常に多く、「大分県民の家には必ず黒い箱がある」と言われるほどです。

他にはどのような商品がありますか?

「瑠異沙(るいさ)」も人気商品です。大分県佐伯市にあるキリシタン墓地から発見された女性の墓標に刻まれていた洗礼名から名付けられました。バイオレットリキュール(スミレ色のリキュール)で香り付けした餡を、カステラ生地とアルミホイルで包んで焼き上げており、口の中に広がるスミレの淡い香りが特徴です。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

事業の安定成長に伴い、以下のような職種が考えられます。
- 製造スタッフ: 本社工場での生地作り、包餡(あんを包む)、焼成、検品・箱詰め作業。
- 販売スタッフ: 大分駅やトキハデパートなどの直営店での接客販売、品出し。
- 営業職: 県内の土産物店やホテル、駅売店へのルート配送・納品、売り場メンテナンス。
- 事務・管理: 伝票入力、電話応対、受注管理などのバックオフィス業務。
会社情報
企業名:株式会社ざびえる本舗
設立年月:2000年10月
資本金:1,000万円
本社所在地:大分県大分市大分流通業務団地1-3-11




