プラチナ万年筆株式会社の心意気‐金属の王様の名で最高級を追求する
「2年間使わなくてもインクが乾かない」という画期的な技術で、万年筆の常識を覆した老舗筆記具メーカー・プラチナ万年筆を徹底解説。日本の3大万年筆ブランドの一角としての誇り、富士山の標高を冠した名作「#3776 センチュリー」の開発秘話、そして低価格万年筆ブームの火付け役となった「プレピー」など、書く喜びを追求し続ける働き方について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
日本を代表する筆記具メーカープラチナ万年筆株式会社

プラチナ万年筆株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

東京都台東区東上野に本社を置く、日本を代表する筆記具メーカーです。 1919年の創業以来、万年筆を中心とした筆記具の製造・販売を行っています。パイロット、セーラー万年筆と並び「日本の3大万年筆メーカー」の一つに数えられ、高級万年筆から、ボールペン、シャープペンシル、製図用ペン、オフィス用筆記具まで幅広いラインナップを展開しています。また、業界で初めて「カートリッジ式万年筆」を実用化した企業としても知られています。

「インクが乾かない」技術がすごいと聞きましたが?

はい、「スリップシール機構」という特許技術が最大の特徴です。 従来の万年筆は、長期間使わないとインクが乾燥して書けなくなるのが弱点でしたが、プラチナ万年筆はキャップの気密性を極限まで高める構造を開発しました。これにより、「キャップをしておけば2年間使わなくても、さらっと書き出せる」という驚異的な性能を実現し、万年筆ユーザーの悩みを解消しました。

代表的な商品にはどのようなものがありますか?

最高傑作と名高いのが「#3776 センチュリー」です。 富士山の標高(3776m)を名前に冠し、「日本最高峰の書き味」を目指して開発されました。スリップシール機構に加え、日本語の「トメ・ハネ・ハライ」を美しく表現できるペン先が特徴で、世界中で愛用されています。また、数百円で本格的な書き味が楽しめる「プレピー(Preppy)」は、累計1,000万本以上を販売する大ヒット商品となり、万年筆の敷居を下げた立役者です。

社名に「プラチナ」と付くのはなぜですか?

創業者が「王者の金属」であるプラチナ(白金)に強い憧れを持っていたためです。 創業当時は「プラチナのペン先」を持つ万年筆を商品化しようと奮闘し、社名にもその理想を掲げました。実際にプラチナ製のペン先を使用した高級モデルも製造しており、その金属加工技術の高さと、いつまでも輝きを失わない品質への誓いが込められています。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

ものづくりの街・台東区らしい、実直で職人気質な社風です。 「書く」という行為に対して強いこだわりを持つ社員が多く、工場では熟練の職人が一本一本ペン先を調整しています。歴史ある企業ですが、ノック式万年筆「キュリダス」のような新しい機構の商品を開発するなど、技術的な挑戦を重んじる風土があります。文房具愛にあふれた、真面目で温かい職場です。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

伝統技術の継承と販路拡大のため、以下のような職種が考えられます。
- 製造・技術職: 埼玉工場でのペン先の加工、成形、組立、金型設計などの技術業務。
- 営業職: 文具店、百貨店、量販店へのルート営業、法人記念品の提案。
- 商品企画・広報: 新しい筆記具のコンセプト立案、SNSやイベントを通じたプロモーション。
- 貿易事務・海外営業: 海外の代理店や販売店との交渉、輸出関連業務。
会社情報
企業名:プラチナ万年筆株式会社
設立年月:1924年2月
資本金:6,000万円
本社所在地:東京都台東区東上野2-5-12




