株式会社トンボ鉛筆の社名の由来?前に進む勝虫の精神で文具を創る
青・白・黒のストライプ柄でおなじみの「MONO消しゴム」や、日本初のスティック糊「PiT(ピット)」など、数々のロングセラー商品で日本の「書く・消す・貼る」を支えるトップブランド・トンボ鉛筆を徹底解説。おまけから始まったMONO消しゴムの誕生秘話や、日本で初めて認められた「色彩商標」へのこだわり、そして文具の進化をデザインと技術でリードする働き方について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
老舗総合文具メーカー『株式会社トンボ鉛筆』

株式会社トンボ鉛筆は、どのような事業を行っている企業ですか?

東京都北区豊島に本社を置く、1913年(大正2年)創業の老舗総合文具メーカーです。社名の通り、最高級鉛筆「MONO 100」や色鉛筆などの筆記具製造からスタートしましたが、現在では消しゴムの「MONO」、スティック糊の「PiT」、修正テープなど、「書く・消す・貼る・育む」に関わる幅広い文房具を製造・販売しています。機能性はもちろん、デザイン性にも優れた製品を世界中に送り出しており、グッドデザイン賞の受賞歴も豊富な、日本を代表する文具ブランドです。

代表商品である「MONO消しゴム」はどのようにして生まれたのですか?

実は、MONO消しゴムは最初、単体の商品ではありませんでした。1967年に発売された最高級鉛筆「MONO 100」のダース箱に入っていた「おまけ」の消しゴムでした。ところが、このおまけの消しゴムが「驚くほどよく消える」と評判になり、単体での発売を望む声が殺到したため、1969年に製品化されたという異色の経歴を持っています。以来、青・白・黒のストライプは信頼の証として定着し、文具業界で初めて「色彩だけで構成された商標」として登録される快挙も成し遂げました。

スティック糊「PiT」もトンボ鉛筆が最初だと聞きましたが?

はい、その通りです。
1971年に発売された「PiT(ピット)」は、国産初の「固形糊(スティックのり)」です。それまで糊といえばドロドロとした液体で手が汚れるのが当たり前でしたが、リップスティックのように繰り出して塗るPiTの登場は、事務作業に革命をもたらしました。「ピッと塗って、ピッと貼れる」という手軽さから名付けられ、現在でも「シワなしピット」や「消えいろピット」など、用途に合わせた進化を続けています。

トンボのマークには特別な意味が込められているのですか?

はい、トンボ(勝ち虫)は古くから前にしか進まない「不退転」の象徴として愛されてきました。
実は創業当初、トンボのマークは頭を下に向けていましたが、現在は「お客様と無限の領域へ上昇していく」という意志を込め、頭を上に向けて羽を広げたデザインになっています。これには、伝統を守りながらも常に新しい価値の創造に挑戦し続けるという企業の姿勢が表れています。

職場の雰囲気や、企業としての特徴は?

歴史ある企業らしい誠実さと、新しいデザインを生み出すクリエイティブな空気が共存しています。
「文具は道具であると同時に文化である」という考えのもと、社員一人ひとりが使い手の気持ちに寄り添ったものづくりを追求しています。社内はアットホームで風通しが良く、若手社員のアイデアが商品化されるチャンスも豊富です。また、環境問題への配慮やユニバーサルデザインの採用にも積極的で、社会的責任を果たすことにも熱心な誠実な社風です。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

事業の持続的な成長とブランド価値向上のため、多岐にわたる職種での活躍が期待されます。
まず営業部門においては、文具店や量販店、海外市場への提案営業を行い、トンボ製品の魅力を広める役割を担います。
次に技術・開発部門では、新しい筆記具や修正テープなどの機構設計、インクや糊の化学的な配合研究、生産設備の開発などに携わります。また、商品企画やデザイン部門では、ユーザーのニーズを捉えた新商品のコンセプト立案やパッケージデザインを行い、管理部門では経理や人事、広報などを通じて組織を支えます。
どの職種も「文具を通じて人々の創造活動を支える」というやりがいを感じられる仕事です。
会社情報
企業名:株式会社トンボ鉛筆
設立年月:1927年2月
資本金:20億円
本社所在地:東京都北区豊島6-10-12




