株式会社ムーンスターのヴァルカナイズ製法|久留米で焼く丈夫なゴム底
ゴム産業の町・福岡県久留米市で150年以上の歴史を刻む、日本を代表するシューズメーカー・ムーンスターを徹底解説。学校の上履きでおなじみの「月星」ブランドから、現代のスタイルに合わせて進化した「810s(エイトテンス)」の大ヒット、そして国内でも希少な「ヴァルカナイズ製法」を守り抜く職人魂と働き方について、求人の詳細を紹介します。
日本を代表するシューズメーカー・株式会社ムーンスター

株式会社ムーンスターは、どのような事業を行っている企業ですか?

福岡県久留米市に本社・工場を置く、1873年(明治6年)創業の老舗シューズメーカーです。ウォーキングシューズ、子供靴、学校指定の「上履き」などを主力とし、地下足袋の製造から始まった長い歴史と技術力を活かして、日本人の足に合った高品質な靴を製造・販売しています。

「ヴァルカナイズ製法」という言葉をよく聞きますが?

国内でもごく僅かな工場しか生産できない「ヴァルカナイズ製法(加硫製法)」は、ムーンスターの代名詞です。生ゴムに硫黄を加えて熱反応させることで、ソールがしなやかで柔らかく、丈夫で壊れにくい靴に仕上がります。この手間のかかる製法を守り続けていることが、品質への絶対的な信頼に繋がっています。

最近、すごくお洒落なスニーカーが増えた気がします。

はい、プロユース(厨房靴や看護靴など)の機能美を日常使いに再構築したプロダクトライン「810s(エイトテンス)」が大ヒットしています。また、手仕事の魅力を前面に出した「SHOES LIKE POTTERY(焼き物のような靴)」など、ファッション感度の高い層に向けたブランディングが大成功し、老舗のイメージを一新しています。

「MADE IN KURUME」へのこだわりとは?

海外生産が主流の靴業界において、久留米の自社工場での生産(国産)に強いこだわりを持っています。熟練の職人が手作業で裁断や縫製、ソールの貼り付けを行うことで、機械だけでは出せない美しいシルエットと耐久性を実現しており、海外のセレクトショップからも高く評価されています。

職場の雰囲気や、働いている人たちはどのような感じですか?

150年の伝統を誇る企業ですが、近年は「老舗からの脱却」を掲げ、非常にクリエイティブで挑戦的な社風に変わってきています。若手のデザイナーや企画担当者が自由にアイデアを出し合い、伝統技術を現代風にアレンジした新しいヒット商品を次々と生み出しています。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

ブランド価値のさらなる向上を目指し、靴のデザインや商品企画を行うクリエイティブ職、全国の靴店やアパレルショップへの提案営業、久留米工場での製造管理や生産技術、そして広報やECサイト運営、管理部門など、適性に合わせて幅広い職種での募集が想定されます。
会社情報
企業名:株式会社ムーンスター
設立年月:1931年2月(創業1873年)
資本金:13億9,000万円
本社所在地:福岡県久留米市白山町60




