側島製罐株式会社ってどんな会社?事業内容、仕事内容、働き方は?
こんにちは、転職活動中のサトウです!
「側島製罐株式会社」についてくわしく、仕事博士にインタビューしてみました!
側島製罐株式会社ってどんな会社?
側島製罐株式会社とはどのような会社ですか?
側島製罐は、創業117年の老舗缶メーカーですね。元々は養蚕業の孵化装置のブリキ缶を作っていたところからスタートし、時代と共に様々な商品を手掛けてきました。戦中は飛行機部品や乾パンを、戦後は乾物やお菓子、蚊取り線香、貯金箱など、多岐にわたる製品を製造しています。まさに、一世紀以上にわたりまっすぐ缶作りを続けてきた会社ですよ。
事業内容について教えてください。
当初はBtoB(企業間取引)がメインでしたが、2020年からはBtoC(企業から消費者への直接販売)事業も開始しました。特に「カラフル缶」という商品がSNSで話題になり、自社通販サイトでも取り扱い始め、アニメイトや東急ハンズでもお取り扱いされるほどの人気商品になったんですね。これはかなり新しい事業展開と言えるでしょう。
最近の業務状況はどうですか?
缶は長年、包装資材の中でも最高級品としてその地位を保ってきました。しかし、原材料の高騰や競争の激化などで業績が下降し始めていました。特に2019年は売り上げが5億円を割り込むほどですよ。ですが、2020年には経営陣に新しい血が入り、デジタル化の推進や新規事業の立ち上げなど、積極的な改革が行われ、徐々に業績が回復しています。
会社の雰囲気はどのようですか?
社内の雰囲気は大きく変わり、現在はとてもポジティブな空気が流れていますね。社員一人ひとりが個人事業主のように働いていた以前の雰囲気から、全員が目標に向かって協力する姿勢に変わりました。Google WorkspaceやSlackを使ったコミュニケーションが活発で、社員全員が会社のビジョンを共有しています。平均年齢も38.9歳と、若手が活躍するベンチャースピリットあふれる会社です。
会社の理念について教えてください。
2021年にMission Vision Valueを策定しました。側島製罐では、「世界にcanを」提供することを使命とし、「宝物を託される人になろう」というビジョンのもと、5つの核となる価値観を定めています。「歴史を超える価値を作ろう」「自分の言葉で熱く語ろう」「まっすぐやろう」「高め合うために、分かち合おう」「笑顔に全力でコミットしよう」このように、社員全員が価値観を共有し、日々の業務に生かしています。
新規事業について詳しく教えてください。
新規事業チームでは、「世界にcanを」というミッションのもと、新しい商品やサービスを生み出しています。特に「親子の絆を深める缶 Sotto」や「側島心具製造所」というブランドは、BtoC市場に向けたものですね。新事業としては、法人向けの提案営業や、新しい商品開発、ECサイトの運営など、幅広い業務を行っています。
どのような人材を求めていますか?
側島製罐は、MVVに共感できる人材を特に求めています。また、缶や製造業が好きな人、チームワークを大切にできる人、新しい挑戦を恐れない好奇心旺盛な人も歓迎していますよ。社会のために何ができるかを考えられる人、自ら問いを立てて行動できる人が、会社のカルチャーに合うでしょう。
勤務環境について教えてください。
社員数は40人程で、年齢層も幅広いですね。10代から80代までのメンバーがいますよ。社内はお菓子の缶を多く取り扱っているため、事務所は常にお菓子でいっぱいです。また、自己成長を支援するカルチャーがあり、資格取得や書籍購入の補助が充実しています。新しいことへの挑戦を応援する環境ですよ。
求めるスキルや経験はありますか?
基本的なPC操作やタイピング能力、MS OfficeやGoogleツールの利用経験は必須です。BtoBでのセールス経験や小売業界への営業経験があればなお良いですね。しかし、それ以上に大切なのは、会社の価値観に共感し、ポジティブな姿勢で業務に取り組めるかです。
勤務地はどこになりますか?
勤務地は、側島製缶株式会社の大治工場兼営業所です。具体的な場所やアクセス方法など、詳細は応募後にご案内します。地域に密着しながらも、グローバルな視点を持つ会社ですね。
会社からのメッセージはありますか?
側島製罐は、缶という製品を通じて社会に寄り添い、人々の大切な想いを守り続けてきました。これからも新しい方法でその価値を伝え、文化にしていきたいと考えています。自分の得意を活かし、一緒に会社を育ててくれる仲間を常に歓迎しています。
どのような成長が期待できますか?
老舗中小企業から、老舗ベンチャーへの変革期にあり、0→1のフェーズでの成長が期待できます。自分のアイデアや意見が反映されやすい環境で、新しい挑戦を経験できます。また、自己研鑽への支援も手厚いため、スキルアップも目指せるでしょう。
会社の未来像はどのようなものですか?
側島製罐の未来像は、「世界にcanを」提供し続けることで、社会のさらなる発展に貢献することですね。すでに始めているBtoC事業のさらなる展開や、新しい取り組みを通じて、さらに多くの人々の想いを形にしていきたいと考えています。
ありがとうございました!
会社情報
側島製罐株式会社
愛知県海部郡大治町西条字附田89