浜松ホトニクス株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

浜松ホトニクス株式会社は、主に光を使った技術の開発を行っており、光電子増倍管や光半導体素子、各種光源などの高性能デバイスを提供しています。さらに、画像処理や計測機器なども手がけており、医用、産業、分析、計測、学術研究など幅広い分野に製品を供給していますね。

浜松ホトニクスでは、カスタマーサクセスに重点を置いた新設の部署があり、設計部門と営業部門出身者で構成されています。顧客との接点を積極的に持ち、収集したニーズを製品開発やサービス改善にフィードバックすることで、エンドユーザーの視点を取り入れたサービスを提供しています。

同社では、極微弱光検出技術、高解像度イメージング技術、画像処理技術を融合したシステム製品の開発に力を入れています。特に半導体業界や最先端の研究者のニーズを把握して、技術革新を促すソリューションの提案や製品企画を行っています。また、基礎研究や応用研究にも積極的に取り組んでいます。

浜松ホトニクスは設立以来、業績は順調に推移しており、2023年9月期には売上高2,214億円を計上しました。また、長年進化を続けている高感度光センサ「光電子増倍管」は、約90％の世界的シェアを誇るほどの強い製品です。

浜松ホトニクスは、売上高の5.6％を研究開発費として投資しています。光の本質を探究する基礎研究だけでなく、これに基づく応用研究にも力を注ぎ、新しい産業の創造に向けた光技術の開発を積極的に進めています。