農業生産法人大原牧場有限会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

大原牧場は北海道内では珍しい民間の育成牧場で、乳牛と肉牛合わせて1,700頭を管理しています。通常の牧場では搾乳や肥育に専念することが多いですが、大原牧場は仔牛が生まれてから約2年間、健康に育つように管理し、その後初妊牛として出荷します。このように、仔牛の育成に特化することで、他の牧場が育てた牛を乳製品や肉製品の生産に専念できるようサポートしていますね。

育成牧場の面白さは、仔牛の成長を間近で見て愛情を注ぎながら、健康に育てることです。一頭一頭、体格や性格が異なるため、牛群の動きを観察し、管理する際に個別のケアが必要になることもあります。これが大変でもあり、確実に育ち、立派な牛として出荷されると大きな達成感を味わえます。スタッフもそうしたやりがいを感じながら働いていますね。

一般的な牧場では朝夕の搾乳作業があるため労働時間が長くなりがちですが、大原牧場では朝7時から夕方4時半までの働き方を実現しています。暗い中での作業は避け、事故を防ぐために、残業をせず、完全週休2日制を導入しています。こうした労働環境のおかげで、スタッフは仕事後や休日に家族や趣味の時間を大切にすることができているんですよ。

大原牧場は北海道の北斗市にあり、コンビニやスーパー、病院、温泉などの施設へは車で10分以内でアクセス可能です。また、函館市にも20分で行けるので、都会と自然のバランスが非常に良く、生活のしやすさが特徴です。北海道ならではの広大な自然環境での仕事ながら、都市機能も充実している場所ですから、道外からの転職者でも快適に過ごせますね。