株式会社フィノバレーってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社フィノバレーは、2018年8月に設立された新しい会社で、デジタル地域通貨を中心にしたFinTech事業を展開しています。親会社の株式会社アイリッジからスピンアウトして誕生しました。ローカルエリアにイノベーションをもたらし、新たな価値を創造することを目指しているんですよ。

主な事業としては、「MoneyEasy」というデジタル地域通貨プラットフォームの提供を行っています。このプラットフォームを通じて、地域ごとに特化した決済システムを創り出し、「ローカル（地域）」に新しい価値を生み出し、新しい地域のカタチを創造していくことを目標に活動しています。

フィノバレーでは、「新しい地域社会の創造」「情熱を持ち挑戦し続ける」「共創する文化」「誠実であること」の4つのValueを特に重視しています。これらを通じて、持続可能な地域社会の実現、常に挑戦を続ける姿勢、社会や組織との共創、そして何よりも誠実さを大切にしているんですね。

実際には、「さるぼぼコイン」や「せたがやPay」をはじめとする様々な地域でデジタル通貨を導入しています。たとえば、岐阜県飛騨高山の「さるぼぼコイン」や、東京都世田谷区の「せたがやPay」などがあり、各地域の課題に合わせた事業運営を行っていますよ。

デジタル地域通貨は、地域のお金の流れを活性化させることに大きなメリットがあります。行政分野での利用拡大を見据え、地域発展に繋げることができるんです。実際に「さるぼぼコイン」のように商用利用が行われている地域では、地域の課題解決にも貢献していますね。

アジャイル開発をベースに、開放的なオフィスで活発なディスカッションを重ねながら、問題や課題解決を図る文化があります。情報共有ツールにはSlackやGitLabを使用し、プロジェクトやチームに応じて最適なツールを選定しています。また、予算の範囲内で自分好みの業務環境を整えることができるそうです。

フィノバレーでの仕事のやりがいは、「地域創生」を直接的に支援することができる点にあります。地域の課題に寄り添い、それを解決するプロダクトの価値に繋げることができるんです。また、将来的にはプラットフォーム上での決済データを通じたマーケティング活用など、様々なサービス展開に携わることができる点も大きなやりがいですよ。

新規案件の導入管理や、拡張機能プロジェクトの進行管理など、プロダクトマネージメントに関わる様々な業務内容があります。システム開発の経験が3年以上ある方や、マネジメント経験を積みたいという意欲のある方を特に求めています。また、コミュニケーション能力やエンジニアリングに関する知識も必要ですね。

フィノバレーは、ユーザーに寄り添ったプロダクト開発を目指し、自らが地域に足を運び、プロダクト要件の仮説検証を行うなど、実践型の開発を大切にしています。また、自律型組織として、チームメンバーが組織の目標に向かって改善活動を行うことを推奨し、良い製品作りに注力しているのも特徴ですね。

フレックスタイム制度を取り入れており、コアタイムは10:00-15:00、フレキシブルタイムは7:00-10:00と15:00-22:00となっています。ビジネスアワーは10:00-19:00で、柔軟な働き方を支援していますね。

システム開発の実務経験が3年以上あることが必須で、エンジニアリング全般に関する知識や、大規模ユーザーを持つWebアプリケーションの開発・運用経験があると活躍できます。また、iOSやAndroidの開発経験、仮想通貨や金融系システムの知識がある方は特に歓迎されています。

フィノバレーは、デジタル地域通貨の分野でさらに事業を拡大し、より多くの地域に価値をもたらすことを目標にしています。地域の課題解決に貢献し、社会インフラとしての役割を果たすことを目指しており、この分野でのイノベーションをリードしていくことが期待されていますね。