株式会社Arbletってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

私たちは、医療を日常生活で提供する仕組みを作り、病院に行かなくてもバイタル情報が計測でき、適切な対処ができる技術とサービスの開発を目指しています。具体的には、心拍、血圧、呼吸数、体温、血中酸素濃度を常時計測し、個々の医療費負担の軽減や発症・重症化予防につなげられるようにすることですね。

現在の医療は、病院へ行かなければ診てもらえないという形ですが、日常生活の中で自分自身で体調管理ができるようになることが、医療機関の負担軽減だけでなく、個人の医療費削減にも繋がると考えたからです。そのために、「医療知識がない」「専門医がいない」「時間がない」などの制約を取り除くことが目標です。

ウェアラブルデバイスの開発に力を入れており、特に血圧計測ができるウェアラブルデバイスは、心拍数だけでは十分な診断が難しいため非常に重要です。私たちが開発しているのは、24時間連続で血圧を非駆血式、つまり圧迫しない方法で測定可能なデバイスなんですよ。

血圧は疾病発症リスクを定量的に算出できる唯一の指標であり、心拍数だけでは症状診断が難しいためです。現在、非駆血式血圧計測ウェアラブルデバイスは法律で医療機器として認められたものがなく、そのギャップを埋めるためでもあります。

2016年の創業以来、ウェアラブルデバイスの試作機開発に注力してきました。今後は、試作機の精度を向上させ、商品化フェイズに移行していく予定です。チームはデータサイエンティスト、エンジニア、デザイナーと多岐にわたり、4つの重点領域で活動を進めています。

現在は、ユーザー登録・課金システムを含むサービスの立ち上げから運用まで対応した経験のあるフロントエンドエンジニアを募集しています。新しい技術に触れ、医療現場をテクノロジーで改善し、社会に貢献したいと考えている方が理想的ですね。

日本のヘルスケア産業に情熱を持ち、データを通じて人々に興味を持ち、積極的に向き合いたいと考える人材を求めています。また、チームでディスカッションをしながら良いものを創り上げていく向上心も重要です。

創業数年のスタートアップということもあり、まだ少人数で密に働いています。オフィスは、一般的な企業よりも「大学の研究室」のような雰囲気です。しかし、私たちの取り組みは日本の医療・ヘルスケア産業を変えていく重要なものであり、同じ意欲を持った方には最適な環境だと言えます。

必要としている技術スキルには、Angularの実務経験やJavaScriptを利用したStripeの実装経験、さらにはユーザー登録システム・課金システムを含めたサービスの立ち上げから運用までの経験が含まれます。

はい、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージメントの経験、医療機器の開発経験や医療関係サービスの開発経験がある方は特に歓迎しています。これらのスキルは私たちのプロジェクトで非常に価値があります。

ウェアラブルデバイスを用いた脳卒中や心疾患の再発予防サービスを提供し、将来的には発症予防へと繋げることが私たちのビジョンです。高血圧は多くの日本人に影響しており、適切な血圧管理を通じて多くの命を守りたいと考えています。

生体信号のデータ解析に力を入れており、先行研究の調査やデータ収集のための計測実験、信号処理技術を駆使して医療現場で活用可能な情報を抽出します。また、機械学習や深層学習を用いた解析を行い、バイタル情報の算出や応用方法を模索しています。