石原産業株式会社とは?世界で通用する化学技術に挑む企業
「白」を作る技術でアジアNo.1。私たちの身の回りにある「白いもの(塗料、プラスチック、紙)」の元となる「酸化チタン」の国内最大手メーカー・石原産業(ISK)を徹底解説。
鉱山開発をルーツに持つ開拓者精神と、無機化学(酸化チタン)と有機化学(農薬)の二刀流で世界に展開する事業モデル、そして三重県四日市市の巨大工場を拠点とするエンジニアや研究者の働き方について、求人の詳細をご紹介します。
石原産業株式会社

石原産業株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

大阪市西区に本社を置く、大手化学メーカーです(東証プライム市場上場)。1920年の創業以来、化学の力で社会に貢献しており、現在は「酸化チタン」を中心とする無機化学事業と、除草剤や殺虫剤などの「農薬」を開発する有機化学事業の2つを柱としています。

「酸化チタン」とは何ですか?なぜ重要なのですか?

世界で最も広く使われている「白い顔料」です。壁のペンキ、自動車の塗装、白いプラスチック製品、紙、化粧品、インキなど、身の回りの「白い色」や「透けない性質」のほとんどはこの酸化チタンによるものです。石原産業は日本で初めて酸化チタンを製造したパイオニアであり、現在も国内およびアジアでトップシェアを誇ります。

もう一つの柱、農薬事業の特徴は?

独自の研究開発力により、環境負荷が低く効果の高い農薬を生み出しています。特に、畑作や芝地(ゴルフ場等)向けの除草剤や、野菜・果樹向けの殺菌剤・殺虫剤に強みを持っています。日本だけでなく、アメリカやヨーロッパなど世界中に販売ネットワークを持ち、食糧生産を支えています。

創業のルーツがユニークだと聞きました。

はい。1920年に創業者の石原広一郎が、当時の英領マラヤ(現マレーシア)で鉄鉱山を開発したことから始まりました。この「南洋鉱山」での成功を礎に、鉱石から副産物として得られるチタンの事業化へと進みました。この「フロンティア・スピリット(開拓者精神)」は、今も社風として受け継がれています。

他にも展開している事業はありますか?

はい。酸化チタン製造で培ったナノテクノロジーや無機合成技術を応用し、電気自動車(EV)のリチウムイオン電池に使われる電極材料や、電子部品向けの機能性材料、環境触媒などの開発にも力を入れています。次世代産業を支える素材メーカーとしての側面も持っています。

職場の雰囲気や、働き方の特徴は?

「自由闊達(じゆうかったつ)」な社風で、若手の意見も通りやすい環境です。主力工場である四日市工場(三重県)は広大な敷地を持ち、多くの社員がここで働いています。
化学メーカーらしく福利厚生は手厚く、独身寮や社宅制度、年間休日120日以上など、安定して長く働ける環境が整っています。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

新素材や新薬を創出する研究開発職(化学・生物)、巨大プラントの設計・保全・運転管理を行うエンジニア(機械・電気・化学工学)、国内外へ製品を展開する営業職、そして法務・経理・人事などの管理部門など、グローバルな化学メーカーを支える幅広い職種での募集が想定されます。
会社情報
企業名:石原産業株式会社
設立年月:1949年6月(創業1920年9月)
資本金:434億円
本社所在地:大阪府大阪市西区江戸堀1-3-15




