日亜鋼業株式会社の接合技術‐見えない場所で農作物を守る鉄線
「鉄」を加工し、錆びにくい強靭な製品へと変える「線材二次製品」のスペシャリスト・日亜鋼業を徹底解説。日本製鉄グループの中核企業として、明石海峡大橋のケーブルや高層ビルの骨組みを支える高力ボルトなど、巨大インフラから身近なフェンスまでを支える技術力や、独自の「めっき技術」の強み、そして尼崎のものづくり精神を受け継ぐ働き方について、求人の詳細をQ&A形式で紹介します。
線材二次製品メーカー『日亜鋼業株式会社』

日亜鋼業株式会社は、どのような事業を行っている企業ですか?

兵庫県尼崎市に本社を置く、線材二次製品メーカーです(東証スタンダード市場上場)。日本製鉄グループの一員として、鉄の線材を加工した「亜鉛めっき鉄線」や、建築・土木用の「ボルト・ナット」などを製造・販売しています。社会インフラの安全を素材から支えるBtoB企業です。

「線材二次製品」とは、具体的にどのようなものですか?

鉄の線を加工して作られる製品のことです。例えば、道路の「フェンス」や「ガードケーブル」、落石防護網、農園のビニールハウス用資材、そして巨大な吊り橋を支えるメインケーブルの素線(そせん)などがあります。サビに強く、長く使えるように加工されているのが特徴です。

他社に負けない強み(技術)は何ですか?

長年培ってきた高度な「めっき技術」です。鉄の大敵であるサビを防ぐため、均一で美しい亜鉛めっきを施す技術や、より耐久性を高めたアルミ・亜鉛合金めっきなど、用途に合わせた最適な表面処理技術を持っており、過酷な環境でも耐えうる高品質な製品を生み出しています。

ボルト製品にも特徴がありますか?

はい、主力製品の一つに「高力(こうりょく)ボルト」があります。これは一般的なボルトよりもはるかに強い力で締め付けることができる特殊なボルトで、高層ビルや橋梁などの鉄骨同士を接合するために使われます。地震大国・日本の建物の安全を、その小さな体で支えています。

有名な建築物にも使われていますか?

はい。世界最長の吊り橋である「明石海峡大橋」のメインケーブル用素線や、数々のランドマークとなる高層ビル、ドーム球場など、地図に残るような国家プロジェクトや巨大建設物に多数採用されています。

職場の雰囲気や、企業としての特徴は?

日本製鉄グループという強固な経営基盤があり、非常に安定しています。社風は尼崎の製造業らしく、質実剛健で真面目な雰囲気です。福利厚生や労働条件も整っており、コンプライアンスや安全管理が徹底された環境で、安心して長く働くことができます。

今回の求人では、どのような仕事内容が募集されているのでしょうか?

インフラ需要に対応するため、製造ラインのオペレーターや設備保全スタッフ、新製品や新技術を開発する研究開発・生産技術職、ゼネコンや商社へ提案を行う営業職、そして総務・経理・人事などの管理部門など、文理問わず幅広い職種での募集が想定されます。
会社情報
企業名:日亜鋼業株式会社
設立年月:1939年6月
資本金:16億円
本社所在地:兵庫県尼崎市道意町6-71




