高卒で公務員未経験の転職は極めて厳しい理由と目指し方を紹介

金久いずみ

高卒で公務員未経験の転職は難しいといえます。その理由は、採用枠における厳しい年齢制限や、広範な試験対策が必要な筆記試験の倍率の高さなどが挙げられるからです。この記事では具体的に未経験で公務員になる方法を紹介します。

高卒で未経験から公務員に転職するのが厳しいと言われている理由

高卒で民間企業から公務員への転職を目指す際、多くの人が「壁」にぶつかるのは以下の理由があるからです。

  • 厳しい年齢制限の存在 公務員試験(高卒区分)の多くは、受験資格に年齢制限を設けています。一般的に20代前半までを対象としていることが多く、社会人経験を積んでからの転職では「高卒区分」での受験が物理的に不可能になるケースが珍しくありません。
  • 筆記試験の範囲が非常に広い 公務員試験には「教養試験」があり、国語、数学、理科、社会、英語といった一般知能・知識が問われます。未経験から転職を目指す場合、仕事と両立しながらこれらの広範な科目を学び直す必要があるため、学習時間の確保が困難です。
  • 社会人枠(経験者採用)のハードル 年齢が高くなると「社会人経験者枠」での受験となりますが、こちらは「民間での職務経験〇年以上」という条件に加え、即戦力としてのスキルや実績が厳しく評価されます。単に「高卒だから」という理由ではなく、実務能力の高さが求められるため、倍率が非常に高くなる傾向にあります。

高卒で未経験から公務員に転職する方法5STEP

厳しい環境ではありますが、戦略的に動けば高卒・未経験からでも公務員への転職は十分に可能です。以下の5つのステップに沿って準備を進めましょう。

1. 受験資格と年齢制限を正確に把握する

まずは自分が「高卒区分(初級)」で受けられるのか、あるいは「社会人枠(経験者採用)」になるのかを調べましょう。自治体によって制限年齢は大きく異なります。30代でも「就職氷河期世代枠」や特定の職種であればチャンスがあるため、志望する自治体の過去の募集要項を必ず確認してください。

2. 志望先を国家公務員か地方公務員かに絞り込む

公務員と一口に言っても、国家公務員(税務職など)と地方公務員(市役所、警察、消防など)では試験内容や働き方が異なります。高卒での転職なら、地元に貢献でき、比較的採用枠が安定している「地方公務員(市役所)」を第一候補にするのが一般的です。

3. 教養試験対策に早期着手する

公務員試験の第一関門は筆記試験です。高卒区分の試験は難易度自体は高校卒業程度ですが、問題数が多く時間配分が鍵となります。特に配点の高い「数的推理」や「判断推理」といった知能科目は、独学でもスクールでも、早めに解法をマスターすることが合格への近道です。

4. 民間での経験を活かした面接・論文対策を行う

未経験であっても、民間企業で培った「コミュニケーション能力」「課題解決能力」「責任感」は大きな武器になります。面接では「なぜ安定した民間を辞めて公務員なのか」という問いに対し、社会人としての経験に基づいた具体的な志望動機を語れるように準備しましょう。

5. 試験日程を把握し併願戦略を立てる

公務員試験は試験日が重ならない限り、複数の自治体や職種を併願することが可能です。本命の自治体だけでなく、試験内容が似ている近隣の自治体も視野に入れることで、合格の可能性を最大化できます。スケジュール管理を徹底し、チャンスを逃さないようにしましょう。

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