キャリアコーチングで失敗する理由と実際の体験談を紹介

金久いずみ

キャリアコーチングで失敗する理由は、受け身であることとコーチとの相性にあります。この記事では、キャリアコーチの選び方と実際の体験談を紹介します。

キャリアコーチングで失敗する理由は3選

キャリアコーチングを受けても望んだ結果が得られない場合があります。 その大きな原因の一つは、コーチに依存してしまい自分主体で考えられないことです。 コーチは魔法使いではなく、あくまで伴走者です。 自分自身で人生の舵を取るという自己決定感がなければ、納得感のある答えにはたどり着けません。

コーチとの価値観や相性が合っていない

コーチとの人間的な相性や価値観の不一致も失敗の要因です。 高額な費用を支払ったとしても、自分の本質を理解してくれない相手では深い自己分析は不可能です。 特に、相手の意見を否定せずに何でも肯定するだけのイエスマン的なコーチは注意が必要です。 厳しい問いかけや客観的な視点を提供してくれない場合、本当の課題は見えてきません。

表層的なプラン作成だけで終わってしまう

多くの人が失敗を感じるのは、表面的なキャリアプランの作成だけで満足してしまうからです。 行動できない本当の理由は、論理的な不足ではなく、感情的なブレーキにあることが少なくありません。 なぜ自分がその行動を怖がっているのか、何が心理的な障害になっているのか。 そこを解きほぐさなければ、立派なプランも絵に描いた餅で終わってしまいます。

目的が不明確なまま受講を始めてしまう

受講する目的が「今の仕事が嫌だから」といった抽象的な逃避だけの場合も失敗しやすいです。 キャリアコーチングは転職を成功させるための手段ではなく、自分がどう生きたいかを定義するプロセスです。 目標設定が曖昧なままでは、コーチングの時間を有効に活用できず、結果として「何も変わらなかった」という不満につながります。

そもそもキャリアコーチングとはなにか?失敗しないための定義

キャリアコーチングとは、対話を通じて自分自身の価値観や強みを整理するサービスです。 転職エージェントとの決定的な違いは、求人の紹介が目的ではないという点にあります。 自分が「どう生きたいのか」を明確にし、納得感のある人生を選択するための支援を行います。

この本質を理解していないと、受講後に「仕事を紹介してもらえなかった」という不満に繋がります。 あくまで主体は自分であり、自分の内面を深く掘り下げるためのツールであると認識しましょう。

実際の事例!キャリアコーチングの失敗体験談

キャリアコーチングを利用して後悔した人たちの、具体的な体験談を共有します。

理想を押し付けられて自分の本音が迷子になったケース

下記はキャリアコーチから理想を押し付けられてしまったケースです。

先日コーチングを始めて受けたのですが、コーチングをしてくれたかた(トレーナーというのでしょうか?)の語気が強く落ち込んでしまいました。 例えば「あなたはこれまで会った中で1番こう」「育った環境がこうだからこうなったん」「今頃気付いたのか」など 育ちに関しては、親のことも言われた気持ちになりとても悲しい気持ちになりました。 トレーナーの方は改善する為に言ってくれているのは分かるのですが、人格否定された気持ちになってしまいました。 信頼関係があるのなら、まだしも全く会話もしてない中で急にカウンセリングノート?的なもののみで判断された感じもモヤモヤしてしまいました。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14293725084

本人はその場の雰囲気に流されて同意してしまいましたが、実際には今の平穏な生活を大切にしたいというのが本音でした。相談者はキャリアコーチングから人格否定された気になり、納得感のないままお金と時間を浪費したと感じてしまったのです。

面談で自己理解できなかった具体的な行動に移せなかったケース

下記は面談の時間内で自己理解まで進まなかったケースです。

面談で自分をうまく深ぼれなかった。
決められた面談時間内に一つの目的を達成できるように、無理やり答えを捻り出した感じで、全く納得感がなかった。

https://note.com/clean_phlox286/n/n51879b416400

キャリアコーチが相談者の納得感を無視して推し進めた結果、仕事選びの参考にならなかったという体験談をありました。

失敗しないキャリアコーチングの選び方は肯定ばかりしないコーチを探すこと

満足度の高いコーチングを受けるためには、コーチとの接し方を慎重に見極める必要があります。 特におすすめしたいのは、耳の痛いフィードバックもくれるコーチです。 「その考えは、今のあなたの行動と矛盾していませんか?」などといった指摘は、成長のために不可欠です。

自分を肯定し続けてくれるコーチは、短期的には気分が良いかもしれません。 しかし、本当の課題は自分を否定したくないという防御反応の裏に隠れていることが多いのです。 科学的なアセスメントや心理学的な根拠に基づき、客観的な視点から自分を鏡のように映し出してくれる存在を選びましょう。 厳しい問いかけに耐え、それを乗り越えた先にこそ、本当の納得感が生まれます。

失敗しない!キャリアコーチングを選ぶ際のチェックリスト

自分に合ったキャリアコーチングを見分けるための基準を、表にまとめました。

チェック項目失敗を防ぐための見極めポイント
自己決定感の重視コーチが答えを教えるのではなく、本人の決断を促すスタイルか
肯定と否定のバランス自分の考えを全肯定するだけでなく、矛盾や課題を指摘してくれるか
感情へのアプローチ論理的な計画だけでなく、行動を阻害する「不安」に向き合ってくれるか
科学的アセスメント心理学的な統計や根拠に基づいた分析ツールを使用しているか
納得感の追求本人が心から納得できるまで、安易な妥協をせずに伴走してくれるか

キャリアコーチングで成功する人と失敗する人の決定的な違い

キャリアコーチングを最大限に活用できる人と、そうでない人には明確な違いがあります。

自分の弱みや現状を素直に認められるかどうか

成功する人は、自分の至らない点や泥臭い感情をコーチの前でさらけ出すことができます。 今の自分を正確に把握することで、初めて現実的な改善策を考えることが可能になるからです。 一方で失敗する人は、自分を実力以上に見せようとしてしまい、本質的な対話から逃げてしまいます。 素直さは、自己変容のための最も重要な才能といっても過言ではありません。

行動を阻害する感情的な要因に向き合えるかどうか

「なぜ動けないのか」という問いに対し、勇気を持って向き合えるかどうかが成功を左右します。 失敗する人は、動けない理由を「環境やスキル不足」のせいにして、感情のブレーキを放置します。 成功する人は、自分の恐怖心やプライドといった内面の問題を認識し、それをコーチと共に解消していきます。 論理で武装するのをやめ、自分の心と対話する姿勢が、確かな一歩を生み出すのです。

仕事博士
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