株式会社イーシーキューブってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社イーシーキューブは、2006年にECオープンソースプロジェクトとして始まり、2019年に事業分社化して誕生しました。現在、日本国内で35,店舗以上が利用するEC-CUBEを提供しており、年間流通総額は2,100億円、ダウンロード数は180万を突破しています。これは全国の開発者や数百社のEC関連企業と共に、EC-CUBE経済圏を構築している結果ですね。

EC-CUBEが彼らの主要プロダクトです。これは、低価格でもフルスクラッチのように自由に、そしてASPのように手軽にECサイトを構築できるようにすることを目指して開発されています。そのテーマは「ECに色を」ですよ。ユニークなのは、オープンソースコミュニティの力を得て進化し続けている点ですね。

日本では珍しいオープンソースの開発体制を取っています。ユーザーでありファンでもあるコミュニティメンバーからのフィードバックをリアルタイムで受け、それをもとにプロダクトの進化を続けています。コードベースに対するコミュニティメンバーのissuesやPull requestsを活動的に取り入れていますよ。

彼らのビジョンは「オープンなテクノロジーとコミュニティで、みんながワクワクするショッピング体験を創り出す」ことです。ミッションは「Impact on the World」で、データとデジタル技術を活用し、デジタルトランスフォーメーションを加速させることと、開発者が働きやすい環境を作ることにフォーカスしています。

開発部全員がGitHubでissuesやPull requestsをチェックし、優先順位の決定や進捗報告を行っています。また、オープンソースであるためにエンジニア一人ひとりがコードだけでなく、コミュニティとのコミュニケーションやイベントの開催にも携わっていますね。これにより、多様な業界のユーザーからのフィードバックを受け取り、製品を改善しています。

リモートワークが基本で、大阪・梅田にオフィスがあるものの、リアルで集まることも重視しているそうです。出社は月1回程度で、福井在住のエンジニアもいるなど、リモートワークを標準とした働き方をしています。社内の開発体験向上にも注力しており、詳細は彼らのウェブサイトで確認できますよ。

技術スタックにはPHP, Java, Symfonyなどがありますし、データベースにはPostgreSQL, MySQLが使われています。インフラにはGCP, AWS, Docker, Kubernetesがあり、ツールにはGitHub, Bitbucket, Travis CI, Slackなどがあります。これらの技術を用いて、フルスタックの開発が行われていますね。

EC-CUBEに情熱を持ち、開発意欲のあるWebエンジニアを求めています。特に、オープンソースプロジェクトへの参加や貢献の経験がある方、チームとしての成果を最大化できる方、そして自ら学んだことを共有できる方が望ましいですね。多様な技術経験とともに、社内外とのコミュニケーション能力も重要視されています。