独立行政法人環境再生保全機構ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

この機構の主な業務としては、『地球環境基金部 地球環境基金課』内での専門調査を担当することが挙げられますね。具体的には、環境NGOやNPOが行う環境保全活動に対する助成金申請の審査や、助成金の交付決定、支払申請の審査、実績報告書の精査といった会計的業務を担当します。また、助成先の民間団体事務所への指導や、助成対象活動の調査および評価も行い、海外出張の可能性もあります。さらに、環境NGO・NPO人材育成のための研修講座の企画・運営や、高校生や大学生を対象とした環境ネットワーク促進事業の運営にも携わります。

この職場では、Microsoft Office（特にWord、Excel、PowerPointなど）のソフト操作が必須条件となりますね。また、Excelでの基本的な関数の使用能力も求められています。歓迎される経験やスキルとしては、企業やNGOなどでの環境関連業務、環境教育の経験、ファシリテーションの経験、さらにはマネジメント経験が一年以上あることも高く評価されます。そして、多様性への理解や柔軟な対応ができること、協調性を持って行動できることも重要視されています。

固定時間制の勤務時間で実働時間は1日7時間45分、月に20日から23日働くことが基本です。ですが、所属長との相談により、柔軟なシフト勤務も可能ですね。また、月平均の残業時間は約20時間で、この機構全体の平均は10時間程度です。契約は年度ごとに見直され、更新の上限は3回ですが、入職月が1～3月の場合は4回までとなっています。正職員への内部登用の実績もあるため、契約職員からキャリアアップを図るチャンスも存在します。

この職務におけるやりがいは、何と言っても環境NGOやNPOの活動をサポートし、地球環境の保全に貢献できる点ですね。助成金審査や活動の調査を通じて、直接的に環境保全活動を支えることができます。また、環境分野の人材育成に関わることで、次世代の環境保護活動を促進することができるのも大きな意義です。実務を通じて、社会や環境団体が直面する問題や課題の解決に貢献できることに大きな満足感を得ることができるでしょう。