白川電機株式会社熊本製作所ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

制御盤は、装置や機械に必要な電気を自動で調整する設備で、半導体製造装置を動かすための重要な”生命線”です。大きな鉄の箱の中にブレーカーやボタン、電気配線が組み込まれており、白川電機株式会社が製造する制御盤の約9割は海外の大手半導体メーカーに供給されています。このように、高度な技術力と品質を礎に国際市場でも高く評価されていますね。

「白川大学」は、白川電機株式会社の教育専門部署として設立が予定されています。ここでは、社員一人ひとりのスキル面とマインド面の両方を総合的に高めるための様々な研修プログラムが計画されており、社員の成長をしっかりとサポートしていく方針です。これにより、専門技術を身につけるだけでなく、幅広いキャリア形成が期待できます。

白川電機は、半導体産業の急成長を背景に『生産倍増計画』を進めており、生産規模を大幅に拡大する計画です。これに伴い、人材や設備への投資を積極的に行っており、今後3年から5年で組織の中核を担う人材の育成にも力を入れています。このような攻めの姿勢で、成長市場に対応し続ける企業ですね。

白川電機株式会社は、熊本県のSDGs登録制度の『第1期登録』を受け、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。その具体的な取り組みとして、従業員がエコカーを購入する際には会社が補助を行う制度を設けています。このように、地域に根差し、協働しながら環境に優しい企業活動を推進している姿勢が特徴的です。