株式会社三恵工業ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

そうですね、三恵工業はおよそ70年の歴史を持つ老舗企業です。主にショットブラストという金属加工技術を中心に事業を展開しています。ショットブラストとは鉄鋼製品に塗装を施す前の下地処理をする技術で、鉄の表面に付着する酸化スケールと呼ばれる不純物を除去する工程です。このプロセスにより、塗装が長持ちし、錆びるリスクが低減されるのが特徴です。

ショットブラストは、製鉄工場では欠かせない技術なんです。鉄鋼製品は日常的に多くのものに使用されているため、その品質を保つためにはしっかりとした下地処理が必要です。もし酸化スケールを除去せずに塗装をすると、塗装が剥がれやすくなったり、錆びてしまったりするリスクがあるんです。ですから、ショットブラストは鉄の品質を保つために非常に重要な工程と言えますね。

はい、三恵工業は国内トップクラスのシェアを誇り、日本製鉄やメタルアートといった大手企業と取引をしています。特に、日本製鉄の鉄鋼製品のショットブラスト加工を長年にわたり請け負ってきました。その専門性と高い品質が認められているため、国内外で広く信頼を得ています。

三恵工業が他の企業と異なる点は、ショットブラスト工程だけでなく、そのマシンのメンテナンスや加工に必要な資材の販売も一手に担っていることです。つまり、一社で加工、メンテナンス、販売をすべて行える体制が整っているんです。この総合力が評価され、唯一無二の存在と言われています。

将来の幹部候補を募集しています。入社後はまず工場で機械のオペレーションなどに従事し、その後は現場のマネジメントや経営に近い業務に携わります。研修期間はしっかりとあり、機械の操作や必要な資格取得もサポートしますので、未経験からでも始められる環境が整っています。

勤務地は兵庫県尼崎にある本社または大阪事業所となっています。どちらも距離が近いため、転居を伴う異動の心配はありません。転勤が心配な方には安心ですね。また、遠方から通勤が難しい方には家賃手当も支給されており、最大で家賃の7割を会社が負担してくれます。

現在、三恵工業では新規事業の立ち上げに力を入れています。具体的には、植物工場やドローンを活用したビジネスなどさまざまな可能性を模索しています。新しい事業のアイデアを積極的に取り入れ、若手社員にもチャレンジの機会を与えていますので、新しいことに挑戦したい方にはぴったりの環境です。