エナジーウィズ株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

エナジーウィズ株式会社は、1916年に前身である日本蓄電池製造株式会社として設立されました。その後、2021年に昭和電工マテリアルズ（旧日立化成）から蓄電デバイス関連事業を分割し、エナジーウィズ株式会社が誕生しました。長い歴史を持つ企業で、一貫して蓄電デバイスの製造および販売、システム・サービス事業を展開していますね。

次世代水系電池の研究開発業務には、材料探索・評価、電極・電池設計、評価・分析などが含まれます。また、社外プロジェクト対応も含まれ、例えば国のプロジェクトや大学との共同研究に参画することが想定されています。多岐にわたる専門知識を活かして、次世代の蓄電池技術をリードする役割を果たしますね。

エナジーウィズ株式会社は、安全性に優れ、リサイクル可能で環境負荷の小さいニッケル亜鉛（Ni-Zn）電池の開発に注力しています。また、独自の新たなセパレータ技術や電解液添加剤を開発し、Ni-Zn電池の寿命性能を改善していますね。この技術により、自動車や産業用途で広く利用可能な製品を提供できる点が強みです。

エナジーウィズ株式会社のNi-Zn電池は、従来の鉛蓄電池と比較して寿命性能が約4倍であり、低温始動性能も同等です。また、産業用途においては大電流放電性能が優れており、充放電効率も高いという特徴があります。これにより、電動フォークリフトや無人搬送車（AGV）、小型モビリティなどの移動体電源として適していますね。

応募資格としては、電気化学の専門知識を有し、水系二次電池の要素技術開発の計画を立案できる方が求められています。また、材料調達・合成、電極・電池設計、電気化学特性の評価、分析・解析を進め、改善案を提案できる能力も必要です。さらに、社外の研究機関と共同で研究開発を推進できる方も求められますね。