株式会社ヤクルト本社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社ヤクルト本社は、主に4つの事業を展開しています。1つ目は、プロバイオティクスをおいしく手軽に取れる乳製品や機能性飲料を製造する食品事業です。２つ目は、ヤクルトブランドのグローバル化を進め、世界39の国と地域で販売している国際事業です。3つ目は、乳酸菌を活用したオリジナル保湿成分配合の化粧品を開発している化粧品事業です。そして最後に、抗がん剤などを自社開発する医薬品事業があります。

株式会社ヤクルト本社では、世界進出する一方で「現地生産」にこだわっています。これは、各地域の人々に対して高品質な製品を提供するとともに、安全・安心といった価値を約束しています。その運営方針を通じて、社員一人一人がモノづくりについて真剣かつ熱意を持って取り組むことが促されています。

株式会社ヤクルト本社で働く最大のやりがいは、社会貢献と大きな規模感を体験できることです。「ヤクルト」や「ジョア」などを製造し、毎日4000万本以上の乳製品を販売しています。それらの製品は日本全国の小売店等で販売され、仕事を通じて多くの人々の健康と笑顔を支えることができます。安定した上場企業で、大きなスケールの仕事に取り組む喜びがあります。

ヤクルト本社では、新たに全国でご好評いただいている「ヤクルト」をはじめとした乳製品の製造オペレーターを募集しています。未経験者も歓迎され、機械の操作や保全・メンテナンスなどの教育を受けることができます。また、年間休日が120日以上あり、賞与は6.52ヶ月分（昨年度実績）という、働きやすい環境が整っており、平均勤続年数は18年以上と長いです。

ヤクルトの製造スタッフとしての主な職務内容は、「ヤクルト」の中身（原料液）をつくる製造工程や、原料液を充填、包装する製品の生産工程などです。また、機械の保全やメンテナンスも担当します。全体的に機械操作が中心で、複数名で取り組むため、コミュニケーション能力も重要です。

株式会社ヤクルト本社の創業者代田 稔は、昭和初期の日本で感染症が多くの人々の命を奪う状況を見て、その現状を変えるべく、「乳酸菌シロタ株」の培養に成功しました。そして、一人でも多くの人に乳酸菌を提供できるよう、乳酸菌飲料として製品化し、これがヤクルトの始まりとなりました。

株式会社ヤクルト本社の最大の強みは、地域密着型の全国100以上の販売会社の存在で、店舗への営業に加えて個人宅配も行っています。全国3万人以上のスタッフが対面で1人1人に適した価値普及を行うことで、継続購入を促進しています。また、近年では「Yakult（ヤクルト）1000」や「Y1000」が大ヒットし、製品開発力も強みとなっています。

株式会社ヤクルト本社の製造工程では、自動化された生産ラインで「ヤクルト」を作ります。主な作業は「原料液をつくる業務」で、これには粉乳の溶解、乳酸菌の培養などが含まれます。「製品をつくる業務」では、容器の製造、原料液の充填などが行われます。各工場で業務の改善に取り組む姿勢も特徴的で、スタッフのアイデアや提案が大いに活かされます。