和幸商事株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

和幸商事株式会社は、とんかつを中心とした総合外食産業を展開しており、『和幸』『恵亭』『匠庵』『かつ仙』などのブランドで約240の直営店を国内外に運営しています。フランチャイズ形式は採用せず、直営店のみで一貫した品質とサービスを提供していますね。

同社は、日本のとんかつの美味しさを世界に広めるために、中国やタイにも店舗を展開しています。これらの店舗は現地の方々からも好評を得ており、グローバルにわたる事業展開を進めている点が特徴です。

2024年に埼玉県越谷市で新しい工場が稼働する予定です。この新工場では、品質管理や衛生管理の体制づくり、教育計画の立案と実施などが主な職務とされています。品質の一貫性を保ちながら、安全かつ高品質なとんかつの提供を目指しています。

食材選びに非常に厳格で、とんかつ用の豚肉は厳しい品質検査に合格したもののみを使用。また、パン粉は店内で毎回新鮮に挽かれ、キャベツやお米も季節や産地にこだわって選ばれ、みそ汁に至ってはオリジナルの合わせ味噌を使用しています。このような徹底的な食材へのこだわりが、高い評価を受ける理由です。

スタッフの調理技術の向上を図るため、年に2回の技術試験を実施しており、合格しない場合は店舗責任者に昇格することができません。この厳しい教育体系が、高品質な料理を提供し続けるための基盤となっています。

新工場は現在、テスト稼動を行う段階にあり、正式な稼働は2024年が予定されています。稼働に向けて、機材の調整やオペレーションの計画、さらには物流センターとの連携を図るなど、細かな準備が進められています。

品質管理では、日々の検査体制の構築や不良品に対する対応計画、継続的なスタッフ教育を重視しています。また、新工場では各種認証の取得にも力を入れ、外部との連携による微生物検査も実施予定です。

具体的な企画や折衝の業務は主に先輩スタッフが担当しており、新規スタッフは現場のオペレーションに関する知識や経験を活かして、品質管理体制づくりに必要なアイデア出しに参加します。