企業解説

大田造船株式会社ってどんな会社?事業内容、仕事内容、働き方は?

marugotojobhakase
インタビュアー
インタビュアー

こんにちは、転職活動中のサトウです!

「大田造船株式会社」についてくわしく、仕事博士にインタビューしてみました!

大田造船株式会社について教えてください。

大田造船株式会社は、明治8年(1875年)から続く歴史ある企業で、船大工としてスタートしました。現在では、下関に拠点を構え、造船や船舶の修繕、大型船舶パーツの製作・加工を手掛けています。特に船を陸に揚げる「上架」という作業や、木工による盤木の作成に特化していますね。

仕事博士
仕事博士

上架という作業について詳しく説明してください。

上架とは、船舶を修理やメンテナンスする際に、船を陸に引き上げる作業のことです。この作業には、船の形に合わせて「盤木」と呼ばれる台を木工で作成し、船体を安定させることが求められます。作業時には、最低9人のチームで協力し、慎重に位置を調整しながら進められますね。

仕事博士
仕事博士

新入社員が入社後に最初に学ぶことは何ですか?

入社直後は、基本的なロープの結び方から学びますね。場面に応じて様々な結び方を習得する必要があります。そして、小型船舶の免許も必要になるため、入社後に取得の支援があります。実際には、作業艇の操船技術の習得も重要になりますね。

仕事博士
仕事博士

大田造船の職場環境や雰囲気はどのようなものですか?

大田造船では、ほぼ残業がなく定時で帰れる風土があります。社員は家族のような関係を築いており、必要な時には他事業部からも応援が来るなど、一体感のある環境です。また、現場の声を大切にし、柔軟に対応する社風がありますね。

仕事博士
仕事博士

船に関するエピソードや思い出話はありますか?

興味深いエピソードとして、以前に同業他社が上架に失敗し、600トンのタンカーが流れ出した際に、大田造船の船舶班が駆けつけて危機を回避したことがあります。作業艇のテクニックを磨くことで、大事故を防ぐことに成功したそうです。

仕事博士
仕事博士

社長の経歴やリーダーシップスタイルはどのようなものですか?

現社長の大田金之氏は39歳で、創業者一族の六代目として就任しました。大学で造船を学び、他社での経験を経て、大田造船に戻りました。彼は従業員の声を大切にし、現場の意見を積極的に取り入れることで、会社をより良い場所にすることを心掛けています。

仕事博士
仕事博士

この企業に向いている人はどのような人物ですか?

大田造船では、モノづくりが好きで、努力を惜しまない方が向いています。特に、ロープの結び方を地道に練習するようなコツコツとした努力が重要。釣り好きで船に親しみがある人や、新しいことにチャレンジする気概を持つ方が成長しやすい職場ですね。

仕事博士
仕事博士

この企業の強みや独自性は何ですか?

大田造船は、木工による盤木の作成や上架技術に特化し、そのノウハウを駆使して、官公庁や大手の造船会社から高い信頼を得ています。また、大型船の巨大部材づくりに関しても、大手に劣らぬ技術力を誇っています。長い歴史の中で培った独自の技術が強みですね。

仕事博士
仕事博士

ありがとうございました!

大田造船株式会社

  • 事業内容:自動車・輸送機器メーカー
  • 所在地:山口県下関市彦島江の浦町6丁目1番18号

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