Keeyls株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

Keeyls株式会社は、不動産とITを組み合わせた新しいビジネスモデルを展開している企業です。代表の大貫氏は豊富な不動産管理の経験を持ち、その知識を活かして民泊の鍵の受け渡しシステム『KEY STATION』を開発しました。このシステムは、鍵の受け渡しを遠隔で管理できる独自のサービスを提供することを目指しています。

大貫氏は、大手ハウスメーカーや外資系投資ファンドでの経験を経て、より社会に貢献できる仕事をしたいと考え、2015年にKeeylsを設立しました。投資とはお金をどこに投じるかという手法だと捉え、人々が幸せになる場所を提供し、その結果として投資が成立すると考えています。

Keeylsが提供する主なサービスは、鍵の受け渡しをウェブ上で管理できる『KEY STATION』です。このシステムを通じて、預かった鍵をコンビニやホテルに設置したKEY BOXを利用して遠隔で管理し、予約や本人確認、鍵の受け渡しを簡単に行えるようにしています。

『KEY STATION』事業は、時間的・物理的乖離を解消するためにITとIoTを活用しています。ユーザーは、専用のKEY BOXを使用して24時間、受付なしで安全に鍵のやりとりができるため、非常に便利です。この仕組みは従来の方法に比べて効率的で、特に人件費の削減に寄与しています。

現在、Keeylsは不動産物件の内見時に『KEY STATION』を活用して自動化・効率化を図るサービスの開発を進めています。また、カーシェア業界への応用もトライアル中で、様々な業界での可能性を追求しています。

Keeylsは今後、さらに多くの『KEY BOX』を設置し、サービスの利用者を増やすことを目指しています。設置場所を増やすことで認知度も向上し、当面の目標としては20万の鍵を預かることを掲げており、その結果として売上の拡大も見込まれています。

Keeylsでは、社員に対して『責任感』や『楽しく働けること』を重視しています。自分の意見を持ち、積極的に関わりながらものを作るスタンスが求められます。社員が自分の人生に対して貪欲であることも非常に重要です。

Keeylsは、ライフスタイルの多様化に応じた柔軟な働き方や制度を導入しています。福利厚生に関しても、社員の希望を尊重し、現実的な制度をみんなで考えながら整備していく方針です。

大貫氏は、人々が自分の時間を有効に使い、生産性や幸せを向上させることが重要だと考えています。そのために、Keeylsの『KEY STATION』を新しい社会インフラとして位置付け、多様なサービス展開を通じて寄与していくことを目指しています。