PIAZZA株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

PIAZZA株式会社は、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を自社開発・運営しており、地域住民同士の交流や情報共有のプラットフォームとなっています。このアプリでは、自治体との連携やイベント、おゆずり品の掲示など多岐にわたる機能を提供しており、特に東京都中央区で大きなユーザーベースを有していますね。事業は、ローカル広告、エリアマネジメント、パートナー共創に大別されます。

PIAZZAは「Community First」を行動指針の一つとして掲げ、地域コミュニティの構築と活性化を最も重要な価値としています。ユーザーや自治体、事業者との交流を通じてコミュニティを広げ、それを支える活動に尽力しているのです。また、「Crossover」と「One Team」の価値観により、新しい価値の創造やチームワークの強化にも取り組んでいますね。

PIAZZAの創業者である矢野氏は、カナダのMcGill大学で土木工学及び都市計画を学び、首席で卒業した後、外資系投資銀行や大手オンラインゲーム配信会社での職務経験を持っています。地域や街をもっと人々が支え合う場として発展させたいという強い思いからPIAZZAを創業し、現在に至っているんです。

「ピアッザ」では、「おしえて」「おゆずりします」「イベント」「自治体・防犯情報」といった機能をユーザーに提供しています。これらの機能により、地域の情報共有、物品の交換、イベントの企画参加など、地域社会の活性化を促す幅広い活動が可能になっていますね。特に、ユーザー同士の実際の交流を促す点が大きな特徴です。

PIAZZAの事業モデルは、地域コミュニティを構築するC向けサービスと、ローカルビジネスへのダイレクトアクセスを提供するB向けサービスの二軸に分かれています。特に、三井不動産との協業による「街のスーパーアプリ」の実装など、地域の活性化を目指したエリアマネジメントやローカル広告など、多角的なアプローチで地域コミュニティの拡大に貢献しています。

矢野氏がPIAZZAを設立した背景には、個人的な経験が深く関与しています。彼の子供が病気で看病が必要になった際、ほとんど面識のないマンションの住人から心配され、声をかけられたことがきっかけでした。この出来事から、「近くの人とのつながりの大切さ」と「地域コミュニティの構築の必要性」を痛感し、PIAZZAを立ち上げるに至ったんです。

PIAZZAのチームは、投資銀行やオンラインゲーム企業、DeNAやジモティーなど、さまざまな分野の経験者が集結しています。メンバーはコミュニティの声に耳を傾けつつ、自身の知識や経験を活かして、サービスやプロダクトの改善、新企画の創出に取り組んでいますね。フラットな意見交換が活性化する環境があるようです。

PIAZZAではリモートワークを基本としたハイブリッドな働き方を推進しています。週に1回の出社を除き、SlackやZoomを活用しての在宅勤務を行い、フルリモートワークも一定条件下で可能です。また、月に1回は全社員が集まるオフ会を開催し、事業共有や進捗報告を行うなど、リラックスした雰囲気の中で交流を深めています。

PIAZZAでは、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」のコミュニケーション戦略を推進するコミュニティ企画責任者を募集しています。求められるのは、地域ユーザー同士の交流を活性化させる仕組みづくりやアプリ内コンテンツの企画、地域単位でのコミュニケーション分析など、新しいエリアでの展開を含めた広範な活動に携わることができる人材です。

PIAZZAの企業ミッションは「人々が支え合える街を創る」というものです。地域住民同士が情報を共有し、助け合い、連携することで、より暮らしやすく、心地よいコミュニティを築くことを目指しています。これは創業者の矢野氏の個人的な経験からも生まれた想いであり、PIAZZAの根底にある思いですね。

PIAZZAは、2020年春からスタートした法人・店舗向けの有料プランが急速に広がり、ローカルなマーケティングニーズに応えています。2023年からは新橋に「ピアッザ」ブランドのカフェ型スペースを開設予定で、物理的な「場」を通しても人々のつながりの促進を図る動きがあります。このように、オンラインのサービス展開だけでなく、リアルな空間でもコミュニティ形成に取り組んでいるのが特徴です。