バルス株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

バルス株式会社は、主に2つの核となる事業を行っています。一つ目は、アーティストの運営をサポートするファンマネジメントツール「SPWN Portal」を提供しています。二つ目は、「XRプロダクション」により、ライブや番組、動画、MV、グッズなどの運営に必要な制作全般を担っています。これらはアーティストとファンが世界中どこにいても一緒に楽しめる場所を創ることを目指していますね。

若いメンバーが多く活躍しているバルスでは、アーティストが場所や活動方法に制約されずに自由に活動できる世界を実現したいと考えています。残念ながら、場所や資金不足で十分な活動ができず困っているアーティストも多いため、XR技術を活用して彼らがどこにいても活動できるプラットフォームを提供し、収益化を支援することに取り組んでいますね。

会社の文化は、お客様（アーティスト）とファン（ユーザー）のメリットを最優先に考える「Customer/Fan obsessed」という価値観を持っています。他にも、説明責任を果たす「Accountable」、成長志向の「Growth driven」、目標指向で柔軟性のある「Goal oriented」という価値観を大切にしています。これらは、世界中のどこに住んでいても、自分の才能で生きていける社会を作るというVisionのもとではたらいているんですね。

バルス株式会社は、総勢72名（2024年1月現在）の社員で成り立っており、様々な部署があります。LIVE CSS、プロダクション、コーポレート、内部監査室など、各自が専門性を活かして業務を行っています。フリーアドレスのオフィスや自社のモーションキャプチャースタジオを持っている点も特徴的ですね。

開発面では、TypeScript(Node.js)を主言語としており、ReactやExpressといったフレームワーク、FirestoreやPostgreSQLのデータベース、そしてCI/CDにはGithub Actionsを使用しています。また、情報共有ツールとしてはSlackやNotion、ZenHubを活用し、インフラにはAWSやGCPを採用しています。モダンな技術やAIを積極的に取り入れており、技術スタックはとても充実していますね。

バルス株式会社では、2週間1スプリントのスクラム開発を採用しています。モブプログラミングをはじめ、イベントストーミングによる要件洗い出しやDesign Docでの設計ブラッシュアップなど、知見共有や迅速な機能リリースを意識した開発を行っています。これにより、複雑な要件の場合でも他チームの関係者を巻き込んだ幅広い意見を反映していますね。

「SPWN」は、アーティストの活動を一元管理しサポートする、エンタメ業界特化のコミュニティプラットフォーム型システムです。配信、チケット、EC、デジタルコンテンツ、投げ銭、ファンクラブ、会場グッズ販売・整理券等の管理が可能で、ファンのユニーク数や属性も特定できるようになっています。現在は、LLMを活用したファンデータの分析機能も開発中ですね。

このポジションでは、広い領域の問題解決に取り組むため、様々な技術を実戦で試す機会が多いです。また、モダンな技術やAIを積極的に取り入れることができ、チームの雰囲気も良く、議論しやすい環境も魅力の一つです。自分自身の開発だけでなく、チーム内外でコミュニケーションを取りながらプロジェクトをスムーズに進行できる点も大きな特徴です。

Webアプリ開発の実務経験が3年以上あり、静的型付言語での開発経験、フロントエンドとバックエンドの開発経験が必須です。テックリードやマネジメント経験、さまざまなAPI開発や設計経験、ReactやVueでの開発経験、RDBの経験、自社プロダクトやSaaSの開発、運用経験、さらにはLLMに関する知識も歓迎されます。

プロダクト思考が強く、チームでテクニカルな議論ができる方を求めています。また、成長意欲が高く、常に最新の情報をキャッチアップできる方、自らの知見を社内外に発信できる方、新しい技術や研究に対する強い好奇心がある方、積極的に検証する能力をお持ちの方が理想的ですね。

スタートアップでありながら、バルス株式会社は自社のモーションキャプチャースタジオを完備しており、ハリウッド映画やゲーム開発で使われる「VICON」のカメラを導入しています。これにより、ハイクオリティな映像制作を実現していて、斬新な技術投資を進めている点が特筆されますね。