昼職とは?言葉の由来と一般人にも伝わるのかを調査
▶この記事でわかること
昼職とは、朝から夕方まで一般職として働いている人の仕事を指します。言葉の由来は、キャバクラやホストなどの夜に働く人の「夜職」という業界用語の対比として呼ばれていました。現在は一般にも浸透し、昼職に就いている人の認知度もかなり高いと言えるでしょう。
昼職とは?言葉の意味や由来を紹介
「昼職」という言葉を初めて聞いたとき、多くの人は「普通の仕事と何が違うの?」と疑問に思うかもしれません。結論から言うと、昼職とは一般的に「朝から夜にかけて働く、一般的な就業形態の仕事」を指します。
具体的には、事務職、営業職、販売職、エンジニアなど、いわゆる「会社員」や「公務員」として働くスタイルのことです。
昼職の言葉の由来
この言葉はもともと、キャバクラやホストクラブ、風俗業といった「夜職(よるしょく)」と対比させるための業界用語として使われてきました。夜の世界で働く人々が、一般企業の仕事を「昼の仕事=昼職」と呼んでいたのが始まりです。
| 項目 | 昼職 | 夜職 |
| 主な職種 | 事務、営業、公務員、接客など | キャバクラ、ホスト、クラブなど |
| 勤務時間 | 朝〜夕方・夜 | 夜〜深夜・早朝(不規則) |
| 給与形態 | 固定給(月給制)が多い | 歩合給(指名料など)が多い |
| 社会保険 | 完備されていることが多い | 個人事業主扱いが多い |
昼職という言葉は昼職に就いている人にも通じる?
「昼職」という言葉が業界用語からスタートしたと聞くと、「一般の会社員にこの言葉を使っても通じるの?」と不安に思うかもしれません。
結論から言えば、現在は一般の人にも十分に通用する言葉になりつつあります。
Googleのデータをもとにすると、過去数年間の「昼職」というキーワードを検索する人は、右肩上がりに増加しています。これは、単に夜職界隈だけで使われているのではなく、一般層や求職者の間でも「昼職」という言葉が定着してきた証拠です。
言葉がここまで普及した背景には、SNSの発展が大きく関わっています。Twitter(現X)やTikTokなどのプラットフォームにおいて、夜の世界から一般企業へ転職する体験談や、その過程を発信するユーザーが増えたことで、フォロワーである一般層にも「昼職」という表現が自然に浸透しました。
現在では、若い世代を中心に「一般的な昼間の仕事」を指す略称として、ごく自然に受け入れられています。



