株式会社ぴんぴんころりってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社ぴんぴんころりは、シニア世代とママさんたちのQOL改善を目指しています。具体的には「東京かあさん」というサービスで、家事代行やベビーシッターを超えた家庭サポートを提供していますね。高齢者が活躍できる場を作り、同時に働くママの支援も行っていますよ。

「東京かあさん」の最大の特徴は、そのサポートの範囲の広さ、定額制での提供、そして低いチャーンレートです。一般的なシッターサービスと比べ、料理や掃除、育児サポートなど家庭全般をカバーし、利用者に合わせたサービスを提供します。また、お母さんの「おせっかい」さえもポジティブに捉え、利用者にとって温かみのあるサービスを実現していますね。

設立のきっかけは、創業者の個人的な体験によるものです。彼の祖母が仕事を失ってから元気をなくし、その影響を受けたこと、さらには姉が育休後の復帰に苦労したことから、シニアと働くママの双方のニーズに応えるサービスを考えたんです。シニアには働く喜びを、ママには支えとなる存在を提供することで、両者の問題解決を目指しています。

彼らが解決したいのは、高齢者の孤独と不安、そして首都圏で生活する家庭の支援体制の不足です。定年後のシニアが抱える不安や、支援体制が整っていないために精神的な負担を感じるママたちがいます。これらの問題に対して、「東京かあさん」を通じてシニアには仕事を提供し、ママたちにはサポートを提供することで、社会的な孤独や不安を軽減させようとしています。

令和3年を「ベビーシッター元年」と位置付け、市場は今後さらに拡大すると見られています。幼児無償化の導入やベビーシッター割引制度の開始により、現在900億円のマーケットは将来的に6,000億円に拡大すると言われています。また、保育園マーケットも含めると、3兆円規模の大きな市場になるため、将来性が非常に高い業界ですよ。

彼らは「お母さんファースト」という考え方で、働くお母さんたちを最優先に考えた事業運営をしています。CtoBtoCの形式を取り、マッチング後も“おやコンシェルジュ”を通じて両者のフォローを続けます。これにより、お母さんたちは安心して働ける環境が提供されるだけでなく、利用者側も高品質なサービスを受けられるというわけです。

2021年にはプレシリーズAラウンドとして8,200万円の調達に成功し、さまざまな個人投資家からも支援を受けています。この資金調達によって、更に攻めの事業展開が可能になり、サービスのさらなる拡充や品質の向上が期待されています。これらの資金は、お母さんたちや利用者へのさらなるサポート強化に使われるそうですよ。

お母さんや利用者の声に耳を傾け、一緒にサービスを磨き上げることを重視しているようです。具体的な業務としては、お母さんの初回訪問同行、サービスの魅力説明、契約内容の案内などがあります。また、コミュニケーションをとりながらサービス改善に取り組むことで、利用者とお母さん双方の満足度を高めることを目指しています。

必須条件として、基本的なPCスキルやアルバイト経験、基本的なコミュニケーション能力、人と話すことが好きな方が挙げられています。このようなスキルや経験がある方が、「東京かあさん」での業務をスムーズにこなすことができるでしょう。

非常に柔軟な働き方が可能で、フルタイム希望の人から短時間勤務を望む人まで幅広く対応しています。勤務時間や曜日は柔軟に調整でき、副業やWワークも可能です。「東京かあさん」は家事や育児との両立を支援するだけでなく、働くスタッフのライフスタイルにも配慮していますね。