一般財団法人関東電気保安協会ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

一般財団法人関東電気保安協会では、電気設備の点検や緊急時の対応を主に行っています。具体的には、自家用や一般用の電気工作物の建設や改修、月次や年次の点検、さらには、災害時の緊急対応や技術・コンサルティングなど、幅広いサービスを提供しています。これにより、様々な施設の安全と機能維持をサポートしていますね。

この協会では、年齢層が10代から40代以上と非常に幅広く、多くの電気主任技術者が活躍しています。経験豊富な技術者が多く在籍しており、勤続年数が20年以上のメンバーも多数います。これにより、若手の技術者がベテランから技術を学ぶ機会も豊富にありますね。

当法人では、第3種電気主任技術者の資格と実務経験を持つ新入社員を月給27万円以上で迎えます。賞与は昨年度実績で5ヶ月分となっており、1年目から年収450万円程が可能です。また、年齢給として毎年月給が上がり、子供手当も充実しているため、収入は着実に増えていく設計となっています。

関東電気保安協会では、完全週休2日制（土日祝）で、18時ごろには退社可能です。また、定期的な宿直はありますが、それも2週間に1回程度と少なめです。こうした体制により、働く社員はプライベートの時間もしっかりと確保することができますね。

この協会は57年の歴史を持ち、約350億円の売上高と自己資本比率80％以上の無借金経営を実現しています。長年にわたる実績と安定した経営は、技術者が安心して長く働ける環境を提供しております。

関東地方の一都六県と山梨県全域、静岡県の富士川以東をカバーしています。この広範囲なエリアで家庭や企業、様々な施設に対し電気点検や保安業務を提供しており、顧客数は約94,000軒に上ります。

当協会の取引先には、病院や官公庁、工場はもちろん、水族館や美術館、寺院など多岐に渡る施設が含まれます。これら多様な施設との広範な取引が、協会の信頼性を示していると言えますね。

関東電気保安協会では、電気使用量の可視化や省エネのための施設見直しなど、持続可能な社会作りに貢献する取り組みを行っています。デマンド監視サービスを通じて節電意識を向上させる努力も行なっており、昨今重要視されているSDGsへの対応も積極的に進めています。